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防音ラボColumn

2022.05.24

騒音・雑音対策ができるイヤホンも! 購入前に知っておきたいイヤホンの種類・機能について

音楽鑑賞には欠かせない、「イヤホン」。最近では無線で接続する人気のワイヤレスタイプや、周囲の騒音・雑音を軽減させてくれる「ノイズキャンセリング」の機能が付いたものなど次々と新しい製品が販売されています。
しかし、種類が豊富な一方で「自分にはどんなイヤホンが合っているのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、イヤホンを新たに購入する前にぜひ知っておきたい、イヤホンの種類・機能の違いなどについて解説いたします。

イヤホンの接続方法は有線とワイヤレスの2種類

イヤホンの種類は、まず従来の「有線」と無線で機器に接続できる「ワイヤレス」に大きく分けられます。

・有線タイプ
有線タイプのイヤホンは、ワイヤレスよりも接続が安定して音質も良い傾向があり、周囲の電波状況に影響されずに聴くことができるほか、動画を観る際も音声とズレてしまうといった不具合が起きにくいのが特徴です。
リーズナブルな製品も数多く販売されています。

しかし、ケーブルが邪魔に感じたり絡まってしまったりと人によっては大きなストレスとなるだけでなく、気づかぬうちに内部断線によって故障する可能性も。
また、最近はワイヤレスが主流になりつつある影響で再生機器にイヤホンジャックが付いておらず、有線では接続できない場合がありますので注意が必要です。

・ワイヤレスタイプ
ワイヤレスタイプのイヤホンは、「Bluetooth」と呼ばれる無線通信技術で再生機器にケーブルを繋がずに接続できます。
形状は左右のイヤホンをケーブルで繋いだ「左右一体型」と、ケーブルが一切ない「完全独立型」に分けられます。

ワイヤレスタイプのメリットとしては、ケーブルが不要なので邪魔に感じることなく音楽鑑賞を楽しむことができ、コンパクトで持ち運びやすいといった点が挙げられます。
しかし、充電が必要になるので外出時に長時間使っているとバッテリー切れになって使えなくなってしまう恐れがあります。
また、周囲の電波状況によっては音声が不安定になったり途切れたりする場合があるほか、耳から外れて落としてしまわないように注意してください。

このように、有線タイプとワイヤレスタイプのイヤホンはそれぞれメリットとデメリットがあります。
そのため、例えば自宅でゆっくりと音楽を聴きたい時や、オンラインミーティングなどで使用する際は有線タイプ、通勤・通学、運動など屋外での使用はワイヤレスタイプにするなど、場面に合わせて使い分けるのもオススメです。

イヤホンの装着方法別の特徴とメリット・デメリット

イヤホンは上記の2つの接続方法に大きく分けられますが、さらにカナル型や耳かけ型、骨伝導型をはじめとする耳への「装着方法」には様々な種類があります。
ここでは、主な種類別に特徴やメリット・デメリットについて解説していきますので、ぜひイヤホン選びの参考にしてみてください。

・カナル型
カナル型イヤホンは、イヤーピースを耳栓のように耳の奥まで装着するタイプであり、高いフィット感でダイレクトに音が伝わるため「とにかく音楽に集中したい!」という方にオススメです。
音漏れがしにくく遮音性にも優れており、イヤーピースも自分に合ったサイズに替えられるので耳へのフィット感を調節できるのが魅力で人気を博しています。
デメリットとしては、外部からの音も聞こえづらくなるため、屋外での使用は交通事故など安全面の観点から特に注意が必要です。

・耳かけ型
耳かけ型イヤホンは、耳の外側にイヤーフックを引っ掛けて装着します。
通常のイヤホンよりサイズが大きくヘッドホンに近いタイプであり、耳元に小さなスピーカーを装着するイメージです。
耳の中にイヤホンを入れるのは違和感があるという方にオススメで、音質も良い製品が多い傾向にあります。また、付け心地もしっかりしたものが多いためランニングやウォーキング時にもオススメです。
ただし、耳とイヤホンの間にわずかな隙間ができて音漏れしやすい点がデメリットです。

・骨伝導型
骨伝導型は、耳ではなくこめかみ付近に装着する珍しいタイプのイヤホンです。耳の周囲の骨に振動を送ることによって音楽が聴けるという仕組みになっています。
周囲の会話や物音を普段通り聞きながら音楽が楽しめるので、運動や仕事・勉強時などの使用がオススメです。
しかし、周りの音がうるさければ音楽も聴こえづらくなってしまうため電車内や飲食店などでの使用には向いていません。

・インナーイヤー型
インナーイヤー型は最もポピュラーともいえる形状のイヤホンです。カナル型とは異なり耳の穴を密閉せず引っ掛けるようにして使用します。
周囲の音を聞き取りながら音楽が楽しめるので、屋外などでも安全に配慮しつつ使えるのがメリットです。高音域を得意とし、音の広がりを感じられるような体験をすることができます。
ただし、外部の音が聞こえやすいことで音楽に没頭しづらくなり、つい音量を上げすぎて周囲へ音漏れしないよう注意が必要です。

・ネックバンド型
「左右一体型」のワイヤレスタイプによく似た商品にネックバンド型というイヤホンが販売されており、こちらは首や肩にバンドをかけて装着します。
ネックバンドによる安定性が高いためイヤホンを落としにくいだけでなく、バンド部分に様々な機能が搭載されているため、性能面で優れている場合が多いのがメリットです。
ただし、ネックバンドを首周りに装着するので人によっては邪魔に感じる可能性がある点や、カチューシャのような形状のため他のイヤホンに比べて持ち運びに難がある点がデメリットとなります。

周りの音が気になる方には「ノイズキャンセリング機能」が付いたイヤホンがオススメ!

イヤホンは、上述の接続方法や形状、装着方法が組み合わさって様々な商品が販売されています。
それぞれ強みや特徴が異なるため、用途・目的に合わせて選ぶのがポイントになりますが、加えて確認しておきたいのがイヤホンに備わっている便利機能です。

具体的には、より高音質を求める方にオススメの「ハイレゾ対応」、仕事や作業をしながらハンズフリー通話・Web会議ができる「マイク付き」、水や汗の侵入を防ぐためスポーツでの使用に最適な「防水仕様」などがありますが、「音楽に没頭できるものを選びたい」「耳栓代わりとしても使いたい」という方には「ノイズキャンセリング機能」が付いたイヤホンがオススメです。

「ノイズキャンセリング機能」は周囲の騒音をカットして軽減してくれる機能が搭載されており、より音楽に集中して没頭できるだけでなく電車内など屋外で音が気になるときの耳栓代わりとして活用できます。
最近では急速なテレワークの普及にともない、手軽にできる騒音・音漏れ対策としてノイズキャンセリング機能付きイヤホンへのニーズも高まっていますので、ぜひ「防音アイテム」として購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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