オフィス環境がストレスの原因に?! 雑音や空調を改善するメリット・ポイントについて
仕事のモチベーションを大きく左右する要素の一つが「オフィス環境」です。
1日のほとんどを社内で過ごすという方の中には、業務のプレッシャーや人間関係など様々な原因でストレスを感じている方も多く、時には仕事の生産性や作業効率の低下を招き、心身に不調をきたす場合も。
しかし、雑音や空調をはじめとしたオフィス環境を整えることで、このようなストレスを軽減させることができるともいわれていますので、働きやすい職場を作る一歩として是非オフィスの整備を検討してみてはいかがでしょうか?
そこで今回は、オフィス環境を改善するポイントについてご紹介します!
オフィス環境を改善する取り組みが重要なのは何故?
仕事で感じるストレスは、主に業務内容や人間関係、待遇面など人それぞれ異なりますが、実は働くオフィス環境もストレスに与える影響が大きいとされています。
これらの要因が複合的に関連して仕事上の精神不調を招き、従業員のモチベーション・業務効率の低下や、コミュニケーションの低下による人間関係の悪化、さらに精神的な病気などの健康問題にも直結し、最悪の場合は休職や退職にもつながる可能性が高くなる恐れがあります。
業務内容や人間関係、待遇面などのストレスは根本的な解決が難しい場合を除いて、話し合いによるケアや、休日の趣味・スポーツなどでリフレッシュして解消できることもあります。
しかし、オフィス環境によるストレスは具体的にどのような点が従業員に悪影響を及ぼしているのか目につきづらい場合も多いため、まずは社内でアンケート調査を実施するなどして職場環境を改善していく取り組みが必要です。
ストレスを感じやすいオフィス環境の主な特徴6選
ここでは、従業員がストレスを感じやすいオフィス環境の特徴を挙げていきます。自社のオフィスに該当する項目がないかチェックしてみましょう。
1.雑音・騒音
雑音・騒音が多い環境では音が気になって集中力が低下し、ストレスにつながるケースが多くみられます。
従業員同士の話し声や電話の声をはじめ、キーボードのタイピング音、プリンターなどの機械音なども雑音になりやすいほか、最近ではWeb会議の普及が新たな雑音・騒音トラブルの原因となり早急な対応が求められるケースが増えています。
また、反対にオフィスが静かすぎても「かえって集中できない」と感じる方が多く、自分の話し声や作業音が周りの迷惑となっていないか気になりストレスが溜まることも。
特にコミュニケーションが少ない静かなオフィスで起こりがちな、物一つ立てないよう常に気を使って仕事をする環境ではストレスを抱えやすいので注意が必要です。
2.他人からの視線
他人からの視線もストレスが生じる原因となります。
例えば、上司や同僚から作業中のPC画面を覗かれやすい位置で仕事をしていたたり、プライバシーな空間でも常に視線を感じやすい環境であったりすると大きなストレスとなる方も少なくありません。
特にやましいことをしていないにもかかわらず、視線を感じやすいことで無駄な緊張感を生み出し居心地の悪い職場になってしまいます。
3.空気が悪い
オフィスの換気が行われていないと空気が悪くなり、居心地も悪くストレスの原因となります。
空気が淀むことで業務効率の低下にもつながり、人によっては気分が悪くなるなど健康にも悪影響を及ぼす可能性がありますので、換気設備を活用したり窓やドアを開けたりして空気を定期的に入れ替えてください。
タバコなどの臭い対策も兼ねた空気清浄機の活用もオススメです。
また、空調設備を活用し、季節に合わせて丁度良いと感じる室温・湿度に設定しましょう。
4.照明が暗すぎる
オフィスの照明も暗すぎるとストレスが生じる原因につながりますので、適度な光量に調節してください。
室内が暗いと会社の雰囲気まで暗い印象となり、従業員のモチベーションにも悪影響です。
また、暗い環境で仕事をし続けることでPCのモニターが目の負担となり、眼精疲労や頭痛、肩こりなどの症状が現れる原因になります。
5.オフィス内の動線
オフィス内の動線が確保されておらず、物で溢れかえっていてどかさないと通れない、通路が狭くて人にぶつかるといった環境ではストレスが溜まるのはもちろん、作業効率にも大きく影響します。
また、作業スペースに余裕がなく、狭すぎると閉塞感を抱きやすくストレスを加速させる原因にもなります。
6.社内環境の汚れ・乱れ
デスク周りが書類や備品で埋もれている、社内掲示物が剥がれているなど社内環境の汚れ・乱れがストレスにつながります。
特にトイレの環境が悪いと来客時に会社の大幅なイメージダウンにもつながりかねませんので、どんなに些細なことでも日頃からしっかり管理して清潔で整理整頓された環境を保つ必要があります。
そのほかにも、デスクや椅子などの備品がボロボロなほど古い、休憩スペースがない・利用しづらいなど、ストレスにつながりやすいオフィス環境の特徴は様々です。
手軽にできるオフィス環境改善アイディア
オフィス環境の改善は、従業員のストレス軽減の効果が期待できるだけでなく、業務効率を改善させて創造性を向上させるといった様々なメリットがあります。
ここでは、実際にオフィス環境を改善するにあたって、手軽に実行できるアイディアをご紹介します。
・BGMを取り入れる
オフィスBGMには音楽でストレスを低減させるリラックス効果をはじめ、職場の雰囲気を和らげる効果や、周囲の雑音・騒音を削減する「マスキング効果」などの様々なメリットがあり、受付や商談スペースにも取り入れることで企業のイメージアップにつながります。
Bluetoothスピーカーなどを用意すれば簡単に導入できますので、まずはオフィスに音楽を取り入れてみてはいかがでしょうか?
・観葉植物などのインテリア
観葉植物も手軽に取り入れられて、ストレス解消・リラックス効果が得られるアイテムです。グリーンの色合いが職場の雰囲気を明るい印象に変えて、従業員のモチベーションアップにもつながります。
また、空気を浄化させて乾燥を防ぐ保湿効果も期待できます。
・吸音パネルや防音ボックス
吸音パネルやパーティション、防音ボックスなどはオフィスの本格的な雑音・騒音、音漏れ対策に活用できるアイテムです。
デスク周りに簡単に設置でき、周囲の雑音や人からの視線を遮断するのに大きな効果を発揮するので、ストレスなく仕事に集中することが可能になります。
また、防音ボックスは電話ボックスのような個室型なので、より集中できるスペースを確保できるのが魅力です。
近年はWeb会議やオンライン商談の設備として導入する企業も増加しています。
このほかにも、オフィスの換気や照明設備を整備する、無料又は低価格で一息つけるドリンクやお菓子を設置する、機能性が高いオフィス家具を揃えるなど、環境改善に効果が期待できるアイディアは様々。
オフィス環境は仕事のモチベーションを大きく左右するポイントとなりますので、従業員の意見を取り入れながらストレスなく過ごしやすい職場作りを目指しましょう!
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