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防音ラボColumn

2024.03.25

はじめてのギター選びのポイントと防音対策

数ある楽器の中でも高い人気を誇る「ギター」は、手軽に始めやすく自宅でも演奏できるのが魅力となっており、大人になってからチャレンジする方も多くいらっしゃいます。
しかしギターはたくさんの種類がありますので、最初はどんなものを選んだらいいか迷ってしまうという方も少なくありません。

そこで今回は、初心者の方に向けてギター選びのポイントを分かりやすく解説します。
最初のギター選びは練習のモチベーション維持にも大きく関わりますので、ぜひお気に入りの一本を探してみましょう。

アコースティックギターとエレキギターどちらがおすすめ?

ギターの種類は、大きく分けてアコースティックギター(アコギ)とエレキギターの2種類があります。

・アコースティックギター
電気を使わずボディに音を反響させることで、ギター単体で演奏できる「アコースティックギター(アコギ)」は、シンプルで温かみのあるサウンドが魅力となっています。
ポップスやクラシック、ブルースなど幅広いジャンルで使われており、基本的にアンプやケーブルといった周辺機器を使わずに本体だけで弾けるので、初心者にも適しています。弾き語りなど1人で手軽に音楽を楽しみたい方におすすめです。

アコースティックギターにはいろいろな種類があります。代表的なものは、一般的に呼ばれる「フォークギター」「クラシックギター」などがあります。張られている弦などの違いから音色や音の響きに違いがあります。演奏する楽曲のスタイルにも影響してきます。
いずれはライブやストリートでの演奏を考えているのであれば、アンプに繋いで大きな音が出せる「エレクトリック・アコースティックギター(エレアコ)」も検討してみてください。

ただし、アコースティックギターは元の音が大きく、細かい音量調節もできないため、自宅で演奏する際は周囲の迷惑とならないよう注意が必要です。

・エレキギター
アンプに接続し、弦の振動を電気的に処理して音を増幅させる「エレキギター」は、アコースティックギターに比べて幅広いサウンドを楽しめるのが魅力です。曲に合わせて音色を変えられるので、ロックやジャズ、ポップスやメタルなど幅広いジャンルに活用でき、周辺機器を使えばパソコンに繋いで音を録音することも可能となっています。
また弦が細く弾きやすいため初心者の方にもおすすめですが、音作りに最初のうちは困惑する(演奏前に時間をかけてしまう)かもしれません。いずれバンドを組みたい、様々な音色を楽しみたいという方に適しています。

エレキギターはメーカーごとに代表的なモデルがあり、例えばフェンダー社の「テレキャスター」、「ストラトキャスター」、ギブソン社が開発した「レスポール」、「SG」などが定番となっていて、プロから初心者まで幅広い層から人気を博しています。自分好みのものを探してみましょう。

そしてエレキギターの場合は、アンプに接続しなければギター単体の音は小さいので、自宅で演奏してもアコースティックギターに比べて騒音になりにくいのが魅力となっています。
ヘッドホンをアンプに接続すれば大きな音でも楽しめますが、長時間演奏すると耳を痛める可能性があるため気をつけてください。

はじめてのギター選びのポイント

はじめてのギターは、演奏したい音楽ジャンルやスタイルはもちろん、好きなメーカーなど好みに合わせて選ぶのが一番ですが、基本となる下記のポイントは押さえておきましょう。

・購入前に実物を確かめて試奏してみよう
ギターはインターネットで手軽に購入できますが、見た目が同じでも製品ごとに特徴が異なるため、なるべく楽器店に足を運んで試し弾きしてみることをおすすめします。一度も製品に触れずに購入してしまうのはリスクが大きいため避けましょう。
初心者でギター選びのポイントが分からなくても、楽器に精通した店舗スタッフに相談でき、まだ何も弾けない場合であっても代わりに試し弾きしてもらえるので安心です。
たくさんの種類のギターを眺めながら、実物を確かめて自分がどんなギターの形状やサイズ、音色を好むのか探してみるとよいでしょう。

・中古ギターを購入する場合は注意を
リサイクルショップやフリマアプリなどで販売されている中古ギターは、高価なモデルをリーズナブルな価格で手に入れられる場合もありますが、初心者は避けた方が無難です。
中古は状態が悪いものもあり、楽器の微調整をしてもらえず自分でメンテナンスを行う必要があったり、故障したら修理費が高くなってしまったりするため注意しましょう。中古ギターを扱っている楽器店での購入であれば個別の状態の説明もあり安心です。

・ギターの価格はいくらくらいがおすすめ?
ギターは1万円程度で購入できるものから、1000万円以上の高価なものまで価格帯も様々です。予算に合わせてお気に入りのギターを探してみましょう。
初心者の方であれば最初から高価なギターを購入する必要はありませんが、安すぎるものは粗悪品の可能性もあるため注意が必要です。

・初心者用ギターセットについて
エレキギターを購入する場合、ギター本体以外にもアンプやシールドなど様々なアイテムを揃える必要があります。
初心者の方には必要なものをまとめたギターセットもおすすめです。バラバラに購入するよりもリーズナブルな値段で揃えることができ、すぐに練習できるのが魅力となっています。

ギターの騒音対策に防音グッズも揃えておこう!

ギターは手軽に自宅でも演奏できるのが魅力な一方で、大きな音を出すと騒音トラブルにつながる可能性があるため気をつけなければなりません。
演奏するときは常識の範囲内の時間帯にし、部屋の窓やドアをきちんと閉めるのは基本中の基本となるマナーですが、音漏れが気になる方は防音グッズも揃えておくと安心です。

アコースティックギターの場合は、「サウンドホールカバー」や「サイレントピック」、「弱音器」などのグッズがよく活用されており、極限まで音量を抑えることを目的に作られた「サイレントギター」という製品も販売されています。
エレキギターは、ヘッドホンをアンプに繋げば小さな音で演奏できますが、床にアンプを直置きしているならば、振動が下の部屋に響くのを防ぐために「ゴムマット」や「クッション」などを用意する必要があります。

一方で「周囲を気にせず大きな音を出して演奏を楽しみたい!」という方は、本格的な防音設備としてぜひ自宅に「防音室」の設置を検討してみてはいかがでしょうか?
予算やスペースが必要となりますが、防音室があればスタジオなどを借りる必要もなく、いつでも好きな時に楽器演奏を楽しむことができますよ。

宮地楽器が提供する吸音・消音性抜群の簡易防音室・防音パネルブランド「VERY-Q(ベリーク)」は、多くのプロミュージシャンや声優の方々に導入していただいている実績を活かし、防音対策の新たな形をご提案しております。
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