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防音ラボColumn

2024.10.29

DJを始めてみよう! 基礎知識と初心者におすすめ機材の選び方

DJを始めたいけれど、「どこから手をつければいいか分からない」という方は多いのではないでしょうか? DJは音楽を楽しむだけでなく、選曲やミックスを通して自分の好みや個性を表現することができます。

そこで今回は、初心者が知っておきたいDJの基礎知識や、どんな機材が必要かについて分かりやすく解説します。ぜひDJデビューの参考にしてみてください。

初心者でも始めやすい? DJの魅力

「DJ」は、「ディスクジョッキー (Disc Jockey) 」の略称で、「Disc」はレコードやCDを指し、「Jockey」は機械を操作するといった意味があります。
一口にDJと言っても、クラブDJやパーティーDJ、バックDJやフェスDJなど様々なスタイルがありますが、一般的には専用機器を使って音楽を選曲して流したり、ミックスさせたりすることをいいます。イベントなどで曲をノンストップで流し、お客さんを楽しませるというのが主なスタイルです。

DJに必要な機材は主に3つで、音源を再生するために必要な「プレーヤー」が左右に2台、そして曲をミックスするための機材である「ミキサー」を中心に置いて使用します。
これらの機材で、スピーカーから流れている曲の次に流す曲をヘッドホンで聴きながら選曲し、BPM(テンポ)を合わせて次に繋いでいく(ミックス)というのがDJの基本です。
また、流す曲もアナログレコードやCD、USBデータなど何を使用するかは人それぞれ異なり、パソコンに保存されている曲を使うPCDJというスタイルもあります。

自分の好きな曲だけでなく、場所やシチュエーションに合った選曲をするのが醍醐味であると同時に、お客さんに「かっこいい!」と楽しんでもらえるように曲を繋げていくのがスキルの見せ所でもあります。
DJというと難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、機械の基本操作はシンプルなもので、曲を繋げるだけであれば初心者でも始めやすいのが大きな魅力です。

クラブやライブハウスでのイベント以外にも、例えば結婚式や同窓会、キャンプなどDJが活躍する機会は多く、最近ではインターネット上でDJライブを行う方も増えてきているので、幅広く活動することができます。
ダンスミュージック以外にも、ロックDJやアニソンDJ、アイドルDJやJポップDJなど、様々なジャンルのDJが存在するので、ぜひ好きな音楽ジャンルでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

DJに必要な機材:プレーヤー

DJを始めるにあたって、プレーヤーやミキサーのほかには、スピーカーやヘッドホンも必要になります。
プレーヤーは大きく分けると3種類になるので、まずはその違いについて解説します。

・ターンテーブル
アナログレコードを使うDJスタイルに必要なのが「ターンテーブル」です。DJ用レコードプレーヤーで、2台のターンテーブルを使う最も歴史が長いDJのルーツとなった形です。最近ではレコードがブームということもあり、改めて注目が集まっています。
「スクラッチ」といったテクニックに挑戦したい方など、本格的にDJをやってみたい方におすすめです。
しかし他のスタイルに比べて、高い技術やセンスが求められる、レコードを集めるのに費用がかかる、持ち運びが大変なので選曲が限られている、使用したい曲のレコードが販売されていないことがあるといったデメリットもあります。
またレコードの音を拾うために「カートリッジ」という装置も必要になります。

・CDJ
アナログレコードではなく、CDを使ってDJを行うための機材が「CDJ」です。
クラブなどのイベント施設で常設されている場合が多く、一般的にはパイオニア製のCDJが置かれていることがほとんどです。
最近ではCDだけでなく、音源を取り込んだUSBと接続して音楽を流すことも可能です。
レコードよりも手軽な点が魅力で、機種によってはターンテーブルと同様にスクラッチに挑戦することもできます。
楽曲の情報などがディスプレイに表示されたり、自動的にピッチをコントロールしてくれたりと、便利な機能が豊富で初心者でも始めやすい点がメリットです。ただし、機材が高額な点が主なデメリットに挙げられます。

・PCDJ
DJ専用ソフトを使ってパソコン内の音源でDJをする「PCDJ」は、初心者の方におすすめです。レコードやCDを購入する必要もないので、誰でも気軽に始められるのが最大の魅力となっています。
DJ用ソフトと専用コントローラーがセットになった「DJコントローラー」が特に人気で、コントローラーとパソコンを持っていればDJができ、設置する場所も取らず持ち運びも簡単なので、電源さえ確保できればどこでも自由にセットすることができます。
ただし、CDJに比べると機能が限られており、さらにある程度のパソコンのスペックが求められるため、古い機種ではフリーズするといったトラブルにつながる可能性があります。
また、最近ではスマートフォンやタブレットでDJを楽しめる機材も販売されています。

DJに必要な機材:その他

・ミキサー
DJをする上でなくてはならない「ミキサー」は、曲と曲をミックスするために使う機材です。「ターンテーブル」、「CDJ」を使用する場合に必要で、2台のDJ機器の間に設置し、左右の音を切り替えたり、音量や音域の強弱を調整したりします。
機器の性能によってプレイするDJスタイルが決まってしまうといっても過言ではないため、できるだけ使いやすいものを慎重に選びましょう。

・ヘッドホン
DJ中、次にかけたい曲を確認するときに必要な「ヘッドホン」は、様々なメーカーからたくさんの種類が販売されています。
スピーカーから流れている音と聴き分けなければならないため、繊細な曲もしっかりと聴き取れる密閉性が高いものと、低音が聴きやすいものを選ぶことがポイントです。DJ用のヘッドホンも販売されているので、そちらを選ぶようにしましょう。

・スピーカー・アンプ
音を出すために必要となるのが「スピーカー」や「アンプ」です。ターンテーブルやCDJ本体から直接音が出るわけではないため重要な機材の一つです。アンプ内蔵のスピーカーがおすすめで、AVケーブルを用意し、ミキサーと繋いで音を出すことができます。
自宅でDJを楽しむならばコンパクトなモデルがおすすめで、CDコンポやオーディオシステムといった機器をお持ちであれば、「AUX」などの外部入力端子からDJセットと接続して、スピーカー代わりにすることも可能になります。

自宅でDJを楽しむときは防音対策を忘れずに!

DJの基礎知識や必要機材についてご紹介しました。
機材一つひとつこだわって選ぶと時間も費用もかかりますが、必要最低限の機材が揃ったセットも販売されているので、初心者の方におすすめです。

そして、自宅でDJ練習をする際や、ホームパーティーなどで曲を流すときは、大きな音が周囲の迷惑にならないように注意しなければなりません。
なかには近隣との騒音トラブルに発展するケースもありますので、DJを楽しむ環境を整える際には、音漏れしないように防音設備の導入についてもぜひ一度検討してみてください。

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