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防音ラボColumn

2025.03.26

小さくて持ち運びしやすい! ウクレレを始めてみよう

ウクレレは小さくて軽く、持ち運びしやすい楽器として人気があります。弦の数が少なく、押さえやすいコードが多いため、楽器初心者でも気軽に始められるのが魅力です。
また、南国の雰囲気を感じさせる軽やかな音色は、弾いているだけで楽しい気分にさせてくれます。

今回は、ウクレレの魅力や種類、選び方について分かりやすくご紹介します。

ウクレレの魅力や歴史について

ウクレレは、コンパクトなサイズと優しく温かみのある音色で、多くの人から愛されている楽器です。ハワイアンミュージックの代表的な楽器として知られていますが、ポップスやロック、ジャズなど幅広いジャンルで活躍しています。
初心者でも演奏を楽しめる手軽さが魅力となっており、少ないコードで様々な曲が弾けるため、楽器に触れたことがない人でもすぐに始められます。
また、ギターに比べて弦が柔らかく、指への負担が少ないのもポイントです。

ウクレレの歴史は19世紀に遡ります。元々はポルトガルの移民がハワイに持ち込んだ「ブラギーニャ」や「カバキーニョ」という小型弦楽器が原型となり、改良されて現在のウクレレが誕生しました。
「ウクレレ」という名前には「飛び跳ねるノミ」という意味があり、弦を弾く手の動きが素早いことから名付けられたといわれています。
20世紀に入るとウクレレはアメリカ本土に広がり、日本でも人気を博しました。

近年では特にコロナ禍以降、アコースティックギターなどと共に、自宅で気軽に弾ける楽器としてウクレレブームが再燃しました。
軽量で持ち運びがしやすく、手軽に音楽を楽しめるウクレレは、弾く人も聴く人も明るい気持ちにさせてくれる魅力的な楽器です。ぜひ、この歴史ある楽器に触れて、気軽に演奏を楽しんでみてはいかがでしょうか?

ウクレレの種類:サイズ

ウクレレには様々な種類があり、サイズや音の特徴によって個性が異なります。
扱いやすい大きさ、奏でてみたい音色を意識すると、より満足のいくウクレレを選ぶことができます。ここでは、ウクレレのサイズや材質の種類についてご紹介します。

ウクレレのサイズは主に4種類に分類され、それぞれ音色や演奏のしやすさが異なります。

・ソプラノサイズ
最もポピュラーなサイズの「ソプラノ」は、軽やかで明るい音色が特徴です。
小ぶりで持ち運びやすく、音量もさほど大きくないため、初心者が気軽に始めるのにも適しています。手が小さい方でも弾きやすいので、子どもにもおすすめです。

・コンサートサイズ
ソプラノよりもやや大きい「コンサート」は、音色に厚みと響きが加わるのが特徴です。
弦の間隔が広く押さえやすいため、ソプラノでは小さいと感じる初心者にもおすすめです。音量も大きく、演奏の幅が広がります。

・テナーサイズ
「テナー」はさらにサイズが大きくなり、音の深みやボリュームが増します。
本場・ハワイでは定番のサイズで、プロの演奏者にも人気があり、ソロ演奏にも向いています。経験者向けのウクレレです。
弦の張りが強いため、迫力のあるサウンドを出したい人や、より本格的な演奏を目指す人におすすめです。

・バリトンサイズ
ウクレレの中では最も大きいサイズの「バリトン」は太いサウンドが特徴で、弾き語りや低音のアンサンブルで弾く場合に適しています。
通常のウクレレとは異なり、ギターの1〜4弦と同じチューニングとなるので、ギター経験者にはなじみやすいですが、ウクレレ独特の軽快な音色とは少し異なります。

ウクレレの種類:材質

ウクレレのボディに使われる木材は、見た目や音色に大きな影響を与えます。

・ハワイアンコア
ウクレレの伝統的な木材で、明るく温かみのある音色が「ハワイアンコア」の特徴です。ハワイアンミュージックによく合います。
光沢があり木目が綺麗に出ているものが多く、見た目にこだわる方におすすめですが、ハワイでしか採ることができない貴重な木材のため高価な傾向があります。

・マホガニー
ハワイアンコアに比べて柔らかくて軽い「マホガニー」は、ギターやベースでもよく使われている木材です。比較的リーズナブルな素材なので、初心者向けのウクレレに多く使われています。柔らかで伸びのある音色が特徴で、幅広いジャンルで活用できます。
木目も派手なものが少なく、落ち着いた印象を好む方におすすめです。

・スプルース
淡い白色の見た目が特徴的な「スプルース」は、硬めではっきりとした音色を出したい方におすすめで、ソロ演奏にも向いています。
主にウクレレのトップ(表板)にスプルースがよく使用されており、バックやサイドには他の木材が使われることが多く、組み合わせによって音色や見た目が変わります。

このほかにも、メイプルやマンゴー、アカシアやチェダー、竹やプラスチックなど、たくさんの種類があります。

ウクレレ選びのポイント

ウクレレを選ぶ際には、サイズや材質のほかにも以下のポイントを意識して自分に合ったものを探してみましょう。

・弾き心地をチェックする
ウクレレのネックの太さや弦の張り具合は、弾きやすさに大きく影響します。
ネックが太すぎるとコードが押さえにくくなり、細すぎるとしっかりした音を出しにくくなります。自分の手にフィットするか確認しましょう。

・好みのデザインやカラーを探す
ウクレレは楽器であると同時に、おしゃれなアイテムでもあります。
ナチュラルな木目の美しさを活かしたものから、カラフルなデザインのものまで種類は豊富です。自分が気に入ったデザインのものを選ぶことで、練習のモチベーションもアップすることでしょう。

・価格について
ウクレレの価格は数千円で購入できるモデルから、数万円以上のプロ向けモデルまで幅広くあります。あまりに安価すぎるものは弾きにくい場合もあるので、初心者の方なら1万円前後を目安に選ぶとよいでしょう。
また、ウクレレ本体にケースやピック、チューナーやスタンドなどのアイテムが一通り揃った、便利な初心用セットも販売されています。

このようにウクレレは選択肢が多いため、まずは楽器店に足を運んで試奏し、目的や予算に合ったものを選んで楽しく始めましょう。

防音対策をしっかり行って自宅で楽器演奏を楽しもう!

ウクレレの魅力や種類、選び方についてご紹介しました。ウクレレは手軽に始められるだけでなく、奥深い魅力を持った楽器です。お気に入りを見つけて、新しい音楽の世界を楽しんでみませんか?

そして、初心者の方が楽器を始めるにあたって考えておかねばならないのが、練習場所の確保です。
一般的には音楽スタジオやカラオケボックス、楽器演奏可能な公共施設などが練習場所によく挙げられますが、ウクレレの場合は専用の「ミュート(弱音器)」というアイテムを使えば、自宅でも演奏が可能になります。しかし、このような対策も効果は完全ではありません。

そのため「近隣からの苦情が心配」という方や、「周囲を気にせず大きな音で演奏したい!」という方には、自宅に防音室を導入して本格的に防音対策するのがおすすめです。予算やスペースが必要となりますが、防音室があればスタジオなどを借りる必要もなく、いつでも好きな時に楽器演奏を楽しむことができますよ。
また、例えばWeb会議やゲーム、オンラインレッスンなど、仕事や趣味の多種多様な場面で活用できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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