音楽を趣味に! シニア世代におすすめの楽器

楽器演奏は年齢を問わず楽しめる趣味の一つで、「新しいことにチャレンジしたい!」というシニア世代の方にも非常に人気があります。
気軽にスタートできて、自分だけの時間を豊かに過ごせるだけでなく、健康維持にも役立つなど様々なメリットがあるのでおすすめです。
今回は、シニア世代が楽器演奏を趣味にすることのメリットや、おすすめの楽器についてご紹介します。
シニア世代が楽器演奏を趣味にするメリットとは?
楽器演奏を趣味として日常生活に取り入れるメリットとしては、主に以下のような点が挙げられます。
・脳を活性化させるトレーニングに
楽器演奏は脳を活発に働かせるトレーニングになります。楽譜を読んだり、指を動かしたりする作業がいい刺激となって、老後の記憶力や認知機能の維持に役立つ効果があることが分かっています。
また、楽器によっては立って演奏するため、体力の低下防止にも効果が期待できます。
・気分をリフレッシュできる
楽器演奏は一人でも楽しめて、気分をリフレッシュできる点も魅力に挙げられます。演奏すると自然と集中力が高まり、少しずつ上達して1曲弾けたときの喜びは格別です。
また、音楽には日々のストレスや不安を解消し、リラックス効果と安心感をもたらします。
音を奏でるひとときが、自分だけの特別な時間となり、心のリセットにつながっていきます。
・音楽を通じて新たな出会いも
音楽を通じて新しい仲間と出会えるのも大きなメリットです。趣味のサークルや地域の音楽教室などに参加すると、同じ興味を持つ人と交流が広がります。
加えて、発表会やイベントに出演することで、目標を持って練習する楽しさも味わえるでしょう。
このように、楽器演奏は心身の健康維持や人とのつながり、そして成長のきっかけにもなります。手軽に始められる楽器もありますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
シニア世代におすすめの楽器5選

シニア世代が音楽を趣味として始めるなら、無理なく続けられ、音を出す楽しさをすぐに味わえる楽器を選ぶとよいでしょう。ここでは、特におすすめの楽器を挙げていきます。
1.ギター
数ある楽器の中でも高い人気を誇る「ギター」は、演奏人口が多く、気軽に始められる楽器としてシニア世代の方にもおすすめです。最初は比較的簡単な基本コードを覚えれば独学でもすぐに演奏が楽しめます。
特にアコースティックギターやクラシックギターは、電源が必要なくどこでも演奏することができるのが魅力です。
ギター演奏は指先をよく使うため、脳の活性化やストレス緩和といった効果が期待できるといわれています。
2.ピアノ(電子ピアノ)
「楽器の王様」と呼ばれている「ピアノ」もおすすめです。鍵盤を押せば音が鳴るため、楽器初心者でも扱いやすく、楽譜を読めなくても感覚的にメロディを奏でられます。
特に電子ピアノは手頃な価格で持ち運びもしやすく、ヘッドホンを使えば周囲を気にせず練習できるのが魅力です。
ピアノは全身を使って演奏するので、認知機能や運動能力の維持に効果が期待できます。
3.ウクレレ
ハワイで生まれた「ウクレレ」も手軽に始められる人気の楽器です。軽くてコンパクトなサイズで扱いやすく、基本的なコードを数個覚えるだけで簡単な曲を演奏できるようになります。
ウクレレの弦は4本でギターよりも少ないため、指の配置が比較的簡単で負担も少なく、長時間演奏しても疲れにくい点が魅力です。また、明るく柔らかい音色は気持ちを前向きにしてくれる効果があります。
ウクレレのサイズは主にソプラノ、コンサート、テナー、バリトンの4種類があり、初心者の方には最もポピュラーなソプラノがおすすめです。
4.ハーモニカ
手のひらサイズで持ち運び簡単な「ハーモニカ」も人気です。吹き口に唇を当てて、息を吹き込むだけで音を出すことができ、操作も簡単なので初心者の方でも気軽に練習できます。シンプルな構造ながら多彩な表現が可能で、慣れてくると幅広いジャンルの曲を演奏できる点が魅力です。
また、ハーモニカは肺や呼吸筋の運動にも効果的で、健康維持の一環としてもメリットが注目されています。
5.リコーダー
「手軽に楽器を始めたい!」という方には「リコーダー」もおすすめです。重量が軽くて持ち運びしやすく、体への負担も少なく演奏できるのが魅力となっています。
また、息を吹き込むだけで簡単に音を出せることから、初心者でも非常に親しみやすい楽器として知られています。
リコーダーは様々な種類がありますが、初心者の方は小学校の音楽教育で用いられるソプラノリコーダーや、一般的に中学校以降の音楽学習で使われるアルトリコーダーを選ぶとよいでしょう。
このほかにも、素朴で優しい音色が魅力の「オカリナ」、初心者でも始めやすい管楽器の「サックス」、手軽に持ち運びできる「カホン」などがシニア世代におすすめの楽器として知られています。
楽器を始める際には、まず自分に合った楽器を選ぶことが長く楽しむための第一歩になります。体力や手の使いやすさ、音の出しやすさ、持ち運びしやすさなどを考慮して、無理なく演奏できるかどうかを重視すると安心です。
防音対策をしっかり行って楽器演奏を楽しもう!

シニア世代が楽器演奏を趣味にすることのメリットや、おすすめの楽器についてご紹介しました。
音楽は年齢に関係なく楽しめる趣味です。自分に合った楽器を見つけ、無理のないペースで練習を続けていけば、日々の生活に彩りや活力をもたらすことができるでしょう。ぜひ音楽の世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
そして、初心者の方が楽器を始めるにあたって考えておかねばならないのが、練習場所の確保です。一般的には音楽スタジオやカラオケボックス、楽器演奏可能な公共施設のほか、公園や河川敷などが練習場所によく挙げられます。
また、楽器によっては「弱音器」や「消音器」といった専用のアイテムを使えば、自宅でも演奏が可能になります。
しかし、あくまで音を軽減するものなので、効果は完全ではありません。
そのため「近隣からの苦情が心配」という方や、「周囲を気にせず演奏したい!」という方には、自宅に防音室を導入して本格的に防音対策するのがおすすめです。
予算やスペースが必要となりますが、防音室があればスタジオを借りる必要もなく、いつでも好きな時に楽器演奏を楽しむことができますよ。
さらに、最近では楽器演奏をポータブルレコーダーやスマートフォンのアプリを使用して録音するという方も多く、「ゆくゆくは自宅で録音したい」という場合は防音対策が非常に重要になります。
クオリティが高い作品作りにはもちろん、練習目的であっても自宅で録音する場合、音を鳴らす際に発生する部屋の反響音をマイクが拾ってしまったり、周りの雑音が入ったりしてしまうと音質にも大きく左右するので、防音室の導入を視野に入れておきましょう。
楽器演奏以外にも、例えばオンラインレッスンやゲーム、Web会議など、仕事や趣味の多種多様な場面で活用できるので、ぜひ検討してみてください。
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