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防音ラボColumn

2026.02.27

初心者におすすめの1本は? 尺八をはじめてみよう

日本の伝統楽器として知られる「尺八」は、どこか敷居が高い存在に感じられるかもしれません。
しかし、実際には年齢や経験を問わずチャレンジできる楽器で、海外では琴や三味線と並んで人気があります。

今回は、尺八の魅力や種類、初心者が選ぶときのポイントについて分かりやすく解説します。

海外でも人気が高い和楽器「尺八」の魅力

「尺八」は日本を代表する伝統的な縦笛で、「歌口」と呼ばれる口をつけて吹く部分と、音程を変化させる「指孔(ゆびあな)」と呼ばれる穴が開いているのが特徴です。
素朴な見た目とは裏腹に、息づかいや唇の角度などによって、音色が大きく変化する奥深い楽器として知られています。
木管楽器の一種であり、リコーダーやフルート、オカリナと同じく直接息を吹き込んで音を出すノンリード(エアリード)楽器に分類されます。
柔らかく静かな響きから、力強く鋭い音まで幅広く表現できるのが大きな魅力です。

その歴史は古く、奈良時代に中国の唐から原型となる楽器が伝わったとされています。元々は雅楽の楽器として用いられましたが、江戸時代には仏教で用いられる法具として使われるようになり、明治時代まで一般人の演奏は禁止されていました。
現代では、伝統音楽である本曲や三曲合奏での演奏はもちろん、ポップスやロック、ジャズといった幅広いジャンルで活躍しています。

尺八は5つの指孔を開けたシンプルな構造なので、持ち運びもしやすく、自宅はもちろん野外など様々な場所で演奏を楽しめます。
正確な音を出すには練習が必要ですが、初心者向けの種類もあり、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方から親しまれている楽器です。

尺八の種類と選ぶポイントについて

ここでは、尺八の種類や選ぶ際の基本となるポイントをいくつかご紹介します。

・素材はプラスチック製が初心者向けとして人気
尺八で使われている素材は、大きく分けて竹製と木製、プラスチック製があります。
一般的に尺八といえば竹製のものであり、「真竹」という種類の竹で作られています。柔らかく深みのある音色や、竹そのものの質感を楽しめるのが魅力ですが、他の素材に比べて高価で、音を出すのも難しいため上級者向けです。
木製の尺八は竹に近いデザインで、温かみのある音質が魅力となっており、竹製に比べ演奏もしやすく中級者向けとなっています。

そして、初心者の方におすすめなのがプラスチック製です。手頃な価格で購入でき、まずはお試しで始めてみたいという方に適しています。他の素材より音が出しやすい点も魅力で、演奏後のメンテナンスも簡単です。
プラスチック製から始めて、将来的に木製や竹製に挑戦してみると良いでしょう。

・長さは扱いやすい一尺八寸がおすすめ
尺八は、筒の長さ(尺)が短くなるほど高い音、長いものほど低い音が出ます。
最も一般的なのは、名前の由来にもなっている「一尺八寸」と呼ばれるものです。一尺八寸は約54cmで、全ての指孔を塞いだときにDの音が出るため「D管」とも呼ばれています。扱いやすく、長時間演奏しても疲れにくいのが特徴なので、初心者が最初の一本として選ぶなら一尺八寸がおすすめです。
次によく使われているのが「一尺六寸」で、比較的高音を出しやすく、長さは約48cmになります。全ての指孔を塞ぐとEの音が出るので「E管」とも呼ばれています。

・指孔の数は5孔が一般的
尺八の指孔の数は、表に4つ、裏に1つの合計5孔が一般的です。ほかにも6孔や7孔などがありますが、5孔のものは複雑な音程を簡単に出せるように調節されているので、基本構造を学びやすく初心者の方におすすめです。
西洋音楽の演奏や、洋楽器との合奏には7孔の方が使いやすいとされていますが、まずは5孔から始めて、幅広いジャンルに挑戦したくなった段階で検討してみると良いでしょう。

・歌口は自分に合ったものを
尺八の口をつけて息を吹き込む部分は「歌口」と呼ばれ、角ばった形で斜めに切り込んでいるのが「琴古流」、丸くなっているのが「都山流」で主に2種類に分かれています。
基本的にはどちらを選んでも音質への影響は少なく、演奏方法も同じですが、歌口の違いによって音の鳴り方や吹きやすさが少しずつ異なるため、実際に吹いてみて確かめてから選ぶと安心です。

・重さは300g前後がおすすめ
重さの確認も忘れずに行ってください。見落とされがちなポイントですが、重い楽器で長時間演奏すると体への負担も大きくなります。
一般的な尺八の重さは約200〜500gで、扱いやすい300g前後のものがおすすめです。 特に竹製や木製は重くなる傾向があります。
重さは音質には影響しないため、無理なく演奏できる尺八を選びましょう。

・初心者でも正しい音程が出せる「正律管」
初心者の方には、正しい音程が出るように作られている「正律管」はおすすめです。
尺八は長さと指孔の位置で音階が決まり、一尺八寸など「正寸管」と呼ばれる尺八は音程の調律が難しいといわれています。
正律管ならば、リコーダーのようにそのまま吹けば正しい音が出るので、調律の手間を省くことができます。
特に他の楽器との合奏や、西洋音楽の演奏を視野に入れている場合は、音程が安定している正律管を選ぶと良いでしょう。

なお、尺八は楽器本体やケースのほかに、メンテナンスに必要な「露通し」などのアイテムが一通り揃った「入門セット」も販売されています。価格も比較的リーズナブルなので、手軽に始めてみたいという方に適しています。

このように尺八選びのポイントは様々です。まずは楽器店に足を運び、経験豊富なスタッフに相談しながら、自分に合ったものをじっくり探してみましょう。

自宅に防音室を導入して楽器演奏を楽しもう!

尺八の魅力や種類、初心者が選ぶときのポイントについてご紹介しました。
尺八は、最初は音を出すまでが難しいといわれていますが、自分だけの音が広がる体験は格別です。ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合った尺八を選んで演奏を楽しみましょう。

そして、初心者の方が楽器を始めるにあたって考えておかねばならないのが、練習場所の確保です。
一般的には音楽スタジオやカラオケボックス、楽器演奏可能な公共施設のほか、公園や河川敷などが練習場所によく挙げられますが、可能であれば「自宅も集中できる練習場所として使えるようになりたい」という方は多いことでしょう。
しかし、自宅では「思い切り音が出せない」、「近隣への音漏れが気になる」といった様々な事情で思うように練習しにくいのが実情です。

そんな方におすすめなのが、自宅に「防音室」を導入して本格的に防音対策する方法です。
楽器演奏が可能な物件に住む、または防音仕様にリフォームするというのも得策ですが、防音室であればより手軽に、いつでも好きな時に演奏や歌を楽しめます。

さらに、最近では楽器演奏をスマートフォンのアプリや、ポータブルレコーダーを使用して録音するという方も多く、「ゆくゆくは自宅で録音したい」という場合は防音対策が非常に重要になります。
自宅で録音する場合は、音を鳴らす際に発生する部屋の反響音をマイクが拾ってしまったり、周りの雑音が入ったりしてしまうと音質にも大きく左右するので、クオリティが高い作品作りを行うためにも、防音室の導入を視野に入れておきましょう。

楽器演奏以外にも、例えばWeb会議やゲーム、オンラインレッスンなど、仕事や趣味の多種多様な場面で活用できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

宮地楽器が提供する吸音・消音性抜群の簡易防音室・防音パネルブランド「VERY-Q(ベリーク)」は、多くのプロミュージシャンや楽器演奏を楽しむ方々に導入していただいている実績を活かし、防音対策の新たな形をご提案しております。
防音ボックスや吸音パネルなど、防音対策に便利な製品を多数扱っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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