気軽に楽しめる! 民族楽器カリンバをはじめてみよう

オルゴールのような優しい音色で人気を集めている「カリンバ」。コンパクトで扱いやすく、楽器初心者でも気軽に始められる点から注目されています。
最近では、SNSや動画サイトでも演奏動画を見かける機会が増え、興味を持った方も多いのではないでしょうか。
今回は、カリンバの魅力や歴史、初心者が選ぶときのポイントについて分かりやすく解説します。
アフリカの民族楽器「カリンバ」の魅力とは?
カリンバは、金属製のキーを指で弾いて演奏する楽器です。
優しく澄んだ音色が特徴で、親指で気軽に演奏できるため「親指ピアノ」、「ハンドオルゴール」という愛称でも知られています。本体は木製が多く、中央に並んだキーを弾くと音が鳴る仕組みです。
コンパクトで扱いやすいため、楽器初心者にも人気を集めています。
カリンバのルーツはアフリカにあります。古くからアフリカ南部に位置するジンバブエ周辺で演奏されてきた「ムビラ」という民族楽器が原型とされ、祈りや儀式、祭りなど様々な場面で親しまれてきました。
部族や地域ごとに形状や音色が異なり、呼び名も様々で、総称として「カリンバ」と呼ばれています。
日本では特にコロナ以降、「自宅で簡単に始められる楽器」として注目されるようになり、現在でも趣味として始める人が増えています。
楽器経験を問わず楽しめる気軽さに加え、見た目のおしゃれさや、オルゴールのような癒やしの音色も人気の理由といえるでしょう。
カリンバの種類と初心者が選ぶときのポイント

カリンバには様々な種類があり、キーの数や材質、構造によって音色や弾き心地が変わります。
・キー(鍵盤)の数は「17キー」がおすすめ
カリンバはキーが増えることで音域が広がります。一般的なキー数は10キー、17キー、21キーで、キーが少ないほどサイズも小さく、子どもにもおすすめです。
初心者向けとして人気が高いのが17キーのカリンバで、最初の1台として選ぶ人も多く、楽譜や演奏動画も豊富に揃っています。シンプルな曲なら十分に演奏可能なので、迷った場合は17キーから始めるとよいでしょう。
また、2台目としては21キーのカリンバや、34キーのカリンバが選ばれることが多く、演奏表現の幅が広がります。
・定番の木材はマホガニー材
カリンバの音色に大きく関わるのが木材の違いです。なかでも、マホガニー材は温かみのある柔らかな響きが特徴で、初心者向けモデルにもよく使われています。
コア材は明るく華やかなサウンドが特徴です。ブラックウォールナット材は落ち着いた音色が特徴となっており、余韻に深みがあります。
また、最近ではアクリル製カリンバも注目されており、透明感のあるデザインが特徴で、木製とは異なるクリアな音色を楽しめます。
・サウンドホールの有無について
カリンバは本体構造にも違いがあります。サウンドホール付きの「箱型カリンバ」は、アコースティックギターのように内部が空洞になっていて、音が響くため比較的音量が大きく、豊かな音色を楽しめます。穴を手でふさいで、音を変化させることができる点も魅力です。
サウンドホールがない「ソリッド型カリンバ」は、一枚板に近い構造となっており、はっきりしたクリアな音が特徴です。音量も控えめで、録音に適したモデルもあります。
・個性的なデザインのモデルも豊富
デザインで選べる楽しさもカリンバの魅力です。木目を活かしたシンプルなタイプだけでなく、猫型や丸型、イラスト入りモデルなど個性的な商品が充実しています。
毎日触れたくなるようなデザインを選ぶと、演奏へのモチベーション維持にもつながるでしょう。
・まずは初心者向けモデルから選ぼう
初心者向けモデルのカリンバは、数千円で購入できるものが多く、気軽に始めやすい価格となっています。プレゼントとしてもおすすめです。
木材や音色にこだわった中級者向けモデルでは、1万円を超える場合もあります。
ただし、安価すぎる製品は、音程のズレやキーの不具合が見られるケースもあるため注意が必要です。
また、チューニング用ハンマーや収納ケース、クリーニングクロスなど、必要なものが一通り揃った「初心者セット」も販売されています。
このように、カリンバ選びのポイントは様々ですので、まずは楽器店に足を運び、実際に試奏してみることが大切です。
経験豊富なスタッフに相談しながら確認し、自分に合ったものをじっくり探してみましょう。
カリンバの演奏を自宅で録音するポイントや注意点
カリンバは繊細で優しい音色を持つ楽器のため、録音方法によって印象が大きく変わります。少し工夫するだけでも、心地よいサウンドに仕上がるでしょう。
初心者の場合、まずはスマートフォンを使った録音から始める方法がおすすめです。ボイスメモなどの標準アプリを使えば、すぐに始められます。
より良い音で録音したい場合は、スマホやPCにそのまま接続できるUSBマイクを使用する方法や、通常のマイクと楽器をスマホやPCに接続するオーディオインターフェースを使う方法が有効です。
録音後は練習記録としてはもちろん、SNSへ投稿したり、DTMソフトを使って音楽制作を行ったりと、様々な形で活用できるのでぜひチャレンジしてみてください。
なお、録音する際は周りの環境も重要なポイントです。例えばエアコンや換気扇の音、部屋の反響音などは入り込みやすく、繊細なカリンバの音を邪魔してしまいます。
そのため、できるだけ静かで反響しにくい部屋を選ぶのが基本ですが、「本格的に楽器演奏や、クオリティが高い作品作りを始めたい」という方は、次にご紹介する「防音室」の導入といった対策が非常に重要になります。
自宅に防音室を導入して楽器演奏を楽しもう!

カリンバの魅力や歴史、初心者が選ぶときのポイントについてご紹介しました。
カリンバは、シンプルな構造ながら奥深い味わいを持つ民族楽器です。まずは気になる1台を手に取り、心地よい音色を体験してみてはいかがでしょうか。
そして、初心者の方が楽器を始めるにあたって考えておかねばならないのが、練習場所の確保です。
カリンバは比較的音が小さい楽器で知られており、自宅で演奏する際はサウンドホールにティッシュなどを詰めることで、さらに音を小さくするという方法もあります。
しかし、あくまで音を軽減するもので効果は完全ではないため、周囲への音漏れに注意が必要です。
そのため「近隣からの苦情が心配」という方や、「周囲を気にせず演奏したい!」という方には、自宅に防音室を導入して本格的に防音対策する方法がおすすめです。
予算やスペースが必要となりますが、防音室があればスタジオなどの練習場所を借りる必要もなく、いつでも好きなときに楽器演奏を楽しむことができますよ。
また、自宅で演奏を録音する場合は、先述のとおり音を鳴らす際に発生する部屋の反響音をマイクが拾ってしまったり、周りの雑音が入ったりしてしまうと音質にも大きく影響するので、防音室の導入を視野に入れておきましょう。
楽器演奏以外にも、例えばWeb会議やゲーム、オンラインレッスンやカラオケ、読書など、仕事や趣味の多種多様な場面で活用できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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