オーケストラを支える低音が魅力! コントラバスをはじめてみよう

オーケストラや吹奏楽で重厚な低音を響かせるコントラバス。
楽曲全体を支える存在として活躍する一方、ソロでは温かみのある豊かな音色も楽しめる楽器です。
「大きな楽器だから難しそう」と感じる方も多いですが、実は初心者でも始めやすい楽器として知られています。
今回は、コントラバスの魅力や歴史、初心者が選ぶときのポイントについて分かりやすく解説します。
縁の下の力持ち! コントラバスの魅力について
コントラバスは、オーケストラや吹奏楽で低音域を担当する弦楽器です。
4本または5本の弦を持ち、弦楽器の中では最大級の大きさを誇っていて、深みのある豊かな低音で演奏全体を支えています。
音楽に安定感や迫力を与える重要な役割を担っており、「縁の下の力持ち」と表現される場面も少なくありません。
楽器本体の高さはおよそ180cm〜200cmあり、演奏時には楽器の下部に付いているエンドピンを床につけ、立って演奏するのが一般的です。
また、実はさまざまな別名で呼ばれる珍しい楽器でもあり、「ダブルベース」や「ウッドベース」、「ストリングベース」や「弦バス」など、名称は異なりますが、基本的には同じ楽器を指しています。
その歴史は、16~17世紀頃までさかのぼります。現在の姿へ至るまでには、ヴィオール属とヴァイオリン属の影響を受けながら改良が重ねられました。
18~19世紀になると楽器の形や構造が整えられ、現在のスタイルが確立されていき、オーケストラに欠かせない存在として広く定着します。
その後はさらに活躍の場を広げ、ジャズやポップス、ロックなど、さまざまなジャンルで親しまれる楽器となりました。
コントラバスは大きな楽器というイメージから、「初心者には難しそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、3/4サイズや1/2サイズなど、複数の大きさが用意されており、体格に合わせて適切なサイズを選べます。
さらに近年は、体験レッスンを利用できる音楽教室も増えているため、初めてでも気軽に演奏を始められる環境が整っています。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
初心者向けコントラバス選びのポイントとは?

コントラバスは、見た目だけで判断せず、自分の体格や演奏スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
・一般的に使用されているのは「3/4サイズ」
コントラバスの大きさは4/4サイズ、3/4サイズ、1/2サイズなどがあり、数字が大きいほど楽器が大きいことを意味します。
しかし、日本製と海外製でサイズの基準が異なり、日本製4/4サイズの場合は、海外のサイズ表記では3/4となる場合があるため、注意が必要です。
一般的に最も多く使われているのは3/4サイズ(海外製)です。また、小柄な方や子ども向けには、1/2サイズや1/4サイズがあります。
サイズを選ぶ際は、身長だけを基準にするのではなく、実際に構えてみると良いでしょう。
・材質を確認しよう
一般的なコントラバスは、表板にスプルース、ネックや側板、裏板にメープル、指板に黒檀がよく使われています。
一方、価格を抑えたモデルでは、合板(ベニヤ板)や黒く染色した木材を使用する場合があります。
材質によって耐久性や経年変化、メンテナンス性が異なるため、価格だけでなく、使われている木材も確認したうえで、自分に合ったモデルを選びましょう。
・楽器店で実際に試奏してみることが大切
初心者の場合は楽器店のスタッフに立ち会ってもらうと、自分では気付きにくいポイントまで確認できます。
実際に試奏してみて、弾き心地や音色にも目を向けながら、自分に合った一台をじっくり探してみましょう。
上達への近道? コントラバスの演奏を録音するポイント
コントラバスの演奏を録音すると、自分の演奏の良い点や改善点を客観的に確認できます。
日々の練習を振り返ったり、発表会に向けて演奏を見直したりする際にも役立つため、ポイントを押さえておきましょう。
まずはスマートフォンのボイスメモなど、標準アプリを使えば手軽に録音できるので、初心者の方にもおすすめです。
よりクリアな音で録音したい場合は、マイクの導入を検討してみると良いでしょう。
スマホやPCにそのまま接続できるUSBマイクを使用する方法や、通常のマイクをオーディオインターフェース経由でスマホやPCへ接続する方法が有効です。
録音後は練習記録としてはもちろん、演奏をSNSに投稿したり、DTMソフトを使って音楽制作を行ったりと、さまざまな形で活用できるのでぜひチャレンジしてみてください。
録音を続けると、自分の成長が分かりやすくなり、練習の成果も実感できるようになります。上達へのモチベーション維持にも役立つでしょう。
また、近年はSNSや動画投稿サービスを通じて、楽器の演奏を発信する人も増えています。同じ趣味を持つ仲間と交流するきっかけにもなるため、興味があれば挑戦してみましょう。
なお、録音する際は周囲の環境も重要なポイントです。コントラバスは低音域が豊かな楽器のため、例えばエアコンや換気扇の音、部屋の反響音などは入り込みやすく、音質に影響を与えます。
そのため、できるだけ静かで反響しにくい部屋を選ぶのが基本ですが、「本格的に楽器の演奏やクオリティの高い作品作りを始めたい」という方は、次にご紹介する「防音室」の導入といった対策が非常に重要になります。
自宅に防音室を導入して楽器演奏を楽しもう!

コントラバスの魅力や、初心者が選ぶときのポイントについてご紹介しました。
コントラバスは、音楽を力強く支える低音と豊かな表現力が魅力の楽器です。自分に合った一台を選び、練習を重ねれば、演奏する楽しさをより実感できるでしょう。
これから新しい趣味として楽器を始めたい方も、ぜひコントラバスの奥深い魅力に触れてみてください。
そして、初心者の方が楽器を始めるにあたって考えておきたいのが、練習場所の確保です。
一般的には音楽スタジオやカラオケボックス、楽器演奏可能な公共施設のほか、公園や河川敷が練習場所によく挙げられます。
コントラバスの場合は、防音マットなどのアイテムを使用して自宅で演奏するという方もいらっしゃいますが、特に低音の振動が騒音になりやすく、周囲への音漏れに注意が必要です。
そのため「近隣からの苦情が心配」という方や、「周囲を気にせず演奏したい!」という方には、自宅に防音室を導入して、本格的に防音対策する方法がおすすめです。
予算やスペースが必要となりますが、防音室があればスタジオなどの練習場所を借りる必要もなく、いつでも好きなときに楽器演奏を楽しむことができますよ。
また、自宅で演奏を録音する場合は、先述のとおり音を鳴らす際に発生する部屋の反響音をマイクが拾ってしまったり、周りの雑音が入ったりしてしまうと音質にも大きく影響するので、防音室の導入を視野に入れておきましょう。
楽器の演奏以外にも、例えばWeb会議やゲーム、オンラインレッスンやカラオケ、読書など、仕事や趣味のさまざまな場面で活用できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
宮地楽器が提供する吸音・消音性抜群の簡易防音室・防音パネルブランド「VERY-Q(ベリーク)」は、多くのプロミュージシャンや楽器演奏を楽しむ方々に導入していただいている実績を活かし、防音対策の新たな形をご提案しております。
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