人間の声に近い音域が魅力! ヴィオラをはじめてみよう

オーケストラや室内楽で、温かみのある深い音色を響かせる「ヴィオラ」。
バイオリンとよく似た見た目をしていますが、より低い音域を持ち、人の声に近いといわれる豊かな音色が魅力です。
一方で、「ヴィオラを弾いてみたいけれど、どんな楽器なのかよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ヴィオラの魅力や歴史、初心者が選ぶときのポイントについて分かりやすく解説します。
大人から始める楽器としてもおすすめ! ヴィオラの魅力
ヴィオラは、バイオリン属の弦楽器です。
バイオリンよりもサイズは一回り大きく、深みのある低音を出せるのが特徴で、音域はバイオリンとチェロの中間に位置し、オーケストラなどでは中音域を支える楽器として活躍しています。
柔らかで温かみを感じさせるサウンドがヴィオラの魅力です。その音色は人間の声に近い楽器といわれています。
ヴィオラの歴史は、バイオリンなどの弦楽器が発展した16世紀ごろのヨーロッパにさかのぼります。バロック時代にはオーケストラや室内楽で使われるようになり、その後もクラシック音楽の発展とともに役割を広げてきました。
現在では、クラシック音楽だけでなく、映画音楽やアニメ、ゲーム音楽、ポップスなどのジャンルで幅広く活躍しています。
近年は、その音色に惹かれて「ヴィオラを始めてみたい」という方も増えており、サイズの選択肢も幅広いため、大人から始める楽器としてもおすすめです。興味がある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
初心者向けヴィオラ選びのポイントについて

ここでは、初心者の方がヴィオラを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
・サイズは体格に合ったものを
ヴィオラのボディの長さは37〜43cm程度のものが一般的で、大きくなるほどヴィオラらしい、力強く深みのある音色を出すことができるといわれています。
しかし、大きなサイズのヴィオラは体格に合わないと、構えた時に負担がかかる、演奏しづらいといったデメリットを感じる場合もあるため、初心者の方は注意が必要です。反対に小さめのモデルは構えやすく、扱いやすいというメリットがあります。
また、ボディの横幅や、ネックの太さといった部分のサイズも考慮して選ぶのがポイントです。
・音色をチェックしてみよう
ヴィオラの魅力である温かく深みのある音色も、楽器選びで重視したいポイントです。同じサイズのヴィオラでも、響きには違いがあります。
実際に音を聴き、自分が心地よいと感じる音色を選ぶのがおすすめです。まずは楽器店で複数のヴィオラを試奏し、音の違いを比べてみましょう。
・価格もチェックして選ぼう
ヴィオラの価格は、入門用から名器と呼ばれるモデルまで幅広く設定されています。比較的手頃な価格で購入できる初心者向けモデルがある一方、高級モデルになると数百万円以上の価格になるものもあります。
また、ヴィオラを始める際には、楽器本体だけを用意すればよいわけではありません。弓やケース、松脂、チューナーなどのアイテムも必要です。
演奏に必要なものが一通り揃った「初心者セット」も販売されており、初めての方でも購入しやすくなっています。
このように、ヴィオラ選びでは価格や見た目だけで判断せず、自分の体格に合ったサイズか、無理なく演奏できるかを確認しましょう。そのうえで、実際に音を出してみて、好みの音色かどうかを確かめるのがポイントです。
まずは楽器店に足を運んで、経験豊富なスタッフに相談しながら、自分に合ったものをじっくり探してみましょう。
上達への近道! ヴィオラの演奏を録音しよう
楽器の演奏を録音すると、自分の演奏の良い点や改善点を客観的に確認できます。
日々の練習を振り返ったり、発表会に向けて演奏を見直したりする際にも役立つため、基本的なポイントを押さえておきましょう。
スマートフォンのボイスメモなど、標準アプリを使えば手軽に録音できますが、クリアな音で録音したい場合は、マイクの導入を検討してみると良いでしょう。
スマホやPCにそのまま接続できるUSBマイクを使用する方法や、通常のマイクをオーディオインターフェース経由でスマホやPCへ接続するといった方法があります。
録音する際は、ヴィオラから30cm〜1mほど離れた位置にマイクを設置するのがポイントです。
録音後は練習記録としてはもちろん、演奏をSNSに投稿したり、DTMソフトを使って音楽制作を行ったりと、さまざまな形で活用できるのでぜひチャレンジしてみてください。
録音を続けると、自分の成長が分かりやすくなり、練習の成果も実感できるようになります。上達へのモチベーション維持にも役立つでしょう。
また、近年は動画投稿サービスを通じて、楽器の演奏を発信する人も増えています。同じ趣味を持つ仲間と交流するきっかけにもなるため、興味があれば挑戦してみましょう。
「動画配信の始め方」については、(楽器演奏の動画配信の始め方は? 必要な機材や防音対策について)でご紹介しているので、ぜひあわせてお読みください。
なお、録音する際は周囲の環境も重要なポイントです。例えばエアコンや換気扇の音、部屋の反響音などは入り込みやすく、音質に影響を与えます。
そのため、できるだけ静かで反響しにくい部屋を選ぶのが基本ですが、「本格的に楽器の演奏やクオリティの高い作品作りを始めたい」という方は、次にご紹介する「防音室」の導入といった対策が非常に重要になります。
防音室を導入してヴィオラの演奏を楽しもう!

ヴィオラの魅力や初心者が選ぶときのポイントについてご紹介しました。
ヴィオラは、バイオリンとは異なる落ち着いた音色と豊かな低音が魅力の楽器です。扱いやすいサイズ、好みの音色を確認しながら自分に合った一台を選べば、より楽しく演奏を続けられるでしょう。
そして、初心者の方が楽器を始めるにあたって考えておきたいのが、練習場所の確保です。
一般的には音楽スタジオやカラオケボックス、楽器演奏可能な公共施設のほか、公園や河川敷が練習場所によく挙げられます。
ヴィオラの場合は、ミュート(消音器)などのアイテムを使えば、自宅でも演奏が可能になります。
しかし、あくまで音を軽減するものなので、効果は完全ではありません。
そのため「近隣からの苦情が心配」という方や、「周囲を気にせず演奏したい!」という方には、自宅に防音室を導入して、本格的に防音対策する方法がおすすめです。
予算やスペースが必要となりますが、防音室があればスタジオなどの練習場所を借りる必要もなく、いつでも好きなときに楽器演奏を楽しむことができますよ。
また、自宅で演奏を録音する場合は、先述のとおり音を鳴らす際に発生する部屋の反響音をマイクが拾ってしまったり、周りの雑音が入ったりしてしまうと音質にも大きく影響するので、防音室の導入を視野に入れておきましょう。
楽器の演奏以外にも、例えばWeb会議やゲーム、オンラインレッスンやカラオケ、読書など、仕事や趣味のさまざまな場面で活用できるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
宮地楽器が提供する吸音・消音性抜群の簡易防音室・防音パネルブランド「VERY-Q(ベリーク)」は、多くのプロミュージシャンや楽器演奏を楽しむ方々に導入していただいている実績を活かし、防音対策の新たな形をご提案しております。
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