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防音ラボColumn

2022.02.14

テレワークに! 自宅で仕事に集中するための騒音・音漏れ対策

近年は、新型コロナウイルスの影響でテレワーク・在宅勤務と呼ばれる新しい働き方が急速に普及し、今では会社に出社せずほとんどの時間を自宅で過ごしているという方もいらっしゃいます。
自宅での理想的な仕事環境は人それぞれですが、多くの方が共通して悩みを抱えやすい問題の一つが「周囲の騒音や音漏れ」です。
せっかくPCやデスク周りなどの環境を整えていても、周囲の音で仕事の集中力が下がってしまったという経験をお持ちの方も多いでしょう。

最近では勤務スタイルを一時的な措置ではなく、完全なテレワーク体制へと切り替える企業も増えており、今後はますます一人一人が効率よく仕事に取り組むための環境づくりが求められつつあります。

そこで今回は、自宅で仕事に集中するための騒音・音漏れ対策についてご紹介します。
ぜひ今のうちから快適な仕事環境づくりを始めてみてはいかがでしょうか?

自宅で気になりやすい騒音・音漏れは主に3種類

テレワーク時に集中力が妨げられやすい騒音や音漏れは、主に下記の3つの種類に分けることができます。

・屋外から聞こえてくる騒音
これまでのオフィス出勤からテレワークに切り替わって初めてストレスを感じたという方が多いのが屋外から聞こえてくる騒音です。
例えば電車が通る音や踏切の警報音、工事の音、近所に学校や公園がある場合はチャイムや子供の遊び声などが挙げられるほか、昼間の交通量が多いエリアでは車・バイクが通る音・振動など、お住いの地域・物件によって気になる騒音もさまざまです。
また、マンションやアパートではお隣や階上・階下に住む方の生活音が気になるという場合も多く、隣人・近隣トラブルを避けるために注意もできずストレスだけが溜まっていくケースもみられます。

屋外からの騒音は最初の物件選びに左右される場合も多い問題ですが、昼間会社に行っていた頃はさほど気にならなかったものの、テレワークになって初めて気になり出したというケースがほとんどですので、騒音を我慢せずしっかりと対策をして集中できる環境を作りましょう。

・生活音が集中力の妨げに
家の中の生活音もテレワークを始めた途端に気になるようになったという方が多くいらっしゃいます。
家族と暮らしていればある程度は仕方がないことですが、個室で仕事をしていても掃除機や洗濯機、テレビの音、食器を洗っている音、子供の声やペットの鳴き声、話し声など仕事の集中力が下がる生活音は挙げ始めたらキリがありませんね。時計や室外機の音などが気になるというケースも。

これらの生活音は例えば洗濯機を回すタイミングを変えるといった工夫次第で対処できるものもありますが、家族で暮らしている以上は生活音を無くすのは難しいので集中できる環境づくりには防音対策が必要です。

・Web会議や通話中の音漏れが迷惑になることも
テレワークの急速な普及によって一般化したWeb会議や電話の音漏れが家族の迷惑になっていたというケースです。特に共働きで夫婦ともにテレワークをしている家庭では、会議中の相手の話し声が気になって仕事の集中力が下がったと感じる方も。
家族も自宅でテレワークをしている場合はお互い離れた部屋で仕事をするなどの協力・配慮が必要です。

また、Web会議や電話での話し声は自分でも気づかないうちに大声になりがちです。「仕事の話を家族に聞かれるのはあまり気分が良くない」、「会社の重要な情報がお隣に聞こえていないか気になることがある」という方は、無駄なストレスを溜めないようにしっかり音漏れ対策をすることをオススメします。

身近なもので手軽にできる騒音・音漏れ対策

このように、テレワークで集中して仕事に取り組むための環境づくりには、周囲の騒音や音漏れを防ぐことが重要です。
しかし、地域や家庭の環境によっては昼間の騒音が大きくて自宅で集中することが難しく、仕方なく毎日コワーキングスペースや喫茶店へ行っているという方もいらっしゃることでしょう。

ここからは、そのような問題にお悩みの方のために騒音・音漏れ対策についてご紹介していきます。身近なもので簡単にできる対策から挙げていきますので、ぜひ試してみてくださいね。

・耳栓・イヤホンを使う
耳栓・イヤホンは最もお手軽で低コストの防音対策です。喫茶店などで仕事や勉強をするときはイヤホンが欠かせない!という方も多いのではないでしょうか?
最近では、騒音・雑音を認知して聞こえにくくするノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンが便利ですが、家でも使用していると家族が呼ぶ声や電話の着信音、インターホンなどに気づきづらくなってしまう点には注意が必要です。
また、好きな音楽を聴いて逆に仕事の集中力を下げてしまわないように作業に集中できるBGMを選びましょう。

防音カーペットを敷く
子供やペットが走り回る音で気が散るという方には音を軽減してくれる防音カーペットや防音マットがオススメです。
床がフローリングだと椅子を引いたときの音などが大きくなってしまいますが、防音・吸音効果のあるカーペットやマットを敷いておくことで床への衝撃音を防いでくれます。また、マンション・アパートで下の階に住む方への配慮にもなります。

・カーテンを閉める
屋外の騒音を軽減するには窓を必ず閉めて、さらにカーテンも閉めておくと効果的です。
騒音対策グッズとして音を遮る特殊な加工が施された「防音カーテン」というものもあり、屋外からの騒音を抑える効果があります。また、リビングなどのオープンスペースで仕事をしている方はカーテンを利用してテレワークスペースを作ってみるというのも一つの手です。

しかし、カーペットやカーテンは手軽に用意できる一方で、これだけでは必ずしも満足度の高い防音効果が得られるとはいえないのが難点です。
そのため、より防音性に優れたテレワークスペースを確保したいという方は、次にご紹介する防音アイテムを用意してみてはいかがでしょうか?

吸音パネルや防音ボックスを導入した本格的な騒音・音漏れ対策

・パーティション
デスクにパーティションを立てることで簡易的な個室空間を作ることができます。
準備が簡単で、吸音性のあるパーティションであれば周りの雑音を遮ると同時にパソコンのキーボード音や、Web会議・電話での自分の話し声などが周りに響くのを抑える効果が期待できます。
また、テレビなど周りの余計なものから視界を遮ってくれるので集中して仕事に取り組むことができます。

・吸音パネル
吸音パネルはデスクの周りに折りたたみ式で広げて設置するものや、壁に取り付けて手軽に取付できるものがあります。
工事も必要なくパネルを立てるだけで視界を遮り、屋外・屋内の騒音軽減効果やWeb会議や電話で自分の話し声が響くのを抑える効果があるので便利です。
家族でテレワークをしている場合は空間を分けて自分のスペースを作るのにも適しています。

・防音ボックス
防音ボックスは、主に自宅での楽器演奏などで周りへの音漏れを防ぐといった目的で使用されている製品ですが、近年の急速なテレワークの普及により仕事をするための個室としても注目が高まっています。
電話ボックスのような形の本格的な防音室であり、屋外・屋内の騒音を遮って静かな環境で仕事に集中することが可能になります。
また、仕事以外の時間でも書斎としてや、楽器演奏など趣味の時間にも活用することができます。

これらの防音ボックスやパネルを使用した本格的な騒音・音漏れ対策は、カーテンなどを利用した対策に比べれば準備に費用がかかります。
しかし、簡易的な対策と比較してみると効果の差は歴然です。
完全なテレワーク体制へと切り替える企業も増えつつある昨今、効率よく仕事に取り組むための環境づくりにぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

宮地楽器が提供する吸音・消音性抜群の簡易防音室・防音パネルブランド「VERY-Q(ベリーク)」は多くのプロミュージシャンや一般企業の方々に導入していただいている実績を活かし、テレワークの新たな形をご提案しております。
吸音パネルや防音ボックスなど、テレワークに便利な製品を多数扱っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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What is VERY-Q?

簡易アナブースを目的として作られたのがVERY-Qの始まりです。
吸音性が非常に高く、プロの現場でも使用可能なハイクオリティな性能が最大の特徴。

さらに、自在に組み合わせを行うことであらゆる場面で音響コントロールを可能な
画期的な簡易 防音・吸音(消音)パネルシステムながら、工具を使用しなくても、
専用マジックテープで簡単に組立、設置、解体、移動が可能のため
高性能な防音スペースを大掛かりな工事は不要で実現できます。

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