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防音ラボColumn

2024.03.21

映画好きの憧れ! ホームプロジェクターを導入しよう

自宅でも大画面で映像を楽しめる「ホームプロジェクター」は、特に映画好きな方なら一度は導入を考えたことがあるのではないでしょうか?
ゲームやスポーツなどもスクリーンや壁に映像を投影すれば、迫力の臨場感を手軽に味わうことが可能です。
ホームプロジェクターは、天井に取り付けるタイプや狭い部屋でも使いやすいタイプなど様々な種類がありますので、自分に合った製品を選びましょう。

今回は、ホームプロジェクターの種類や選ぶポイントについて分かりやすく解説します。

手軽に導入できるホームプロジェクターの魅力とは?

大迫力のサウンドと映像を自宅で味わえる「ホームシアター」は、本格的に導入しようとすると外部スピーカーなど様々な機材が必要になりますが、「ホームプロジェクター」と「プロジェクタースクリーン」だけでも手軽に楽しめます。
映画鑑賞はもちろん、ライブ映像やスポーツ中継を家族やカップル、友人同士で観る際にも活躍し、大きな画面のテレビを購入するよりも比較的安価で、場所も取らずに環境を整えられます。
インターネットに接続して様々なコンテンツが観られるスマートTV機能が付いたモデルや、DVDやBlu-rayを入れて再生できる一体型モデル、バッテリー内蔵で外出先に持ち運べるモデルなど種類も豊富です。

自宅のリビングやダイニングをまるで貸切の映画館のようにすることができ、壁紙が白色ならばプロジェクターのみを用意して、映像を壁に投影すればさらにコストを抑えることも可能です。天井に投影できるタイプもあるので、自由な使い方ができるのは大きな魅力といえるでしょう。利用環境にもよりますが、テレビやスマホに比べて目にかかる負担が少ないといわれています。
壁や天井以外にも、代わりに白いシーツやカーテンなどを使用する方もいらっしゃいますが、シワや汚れがあると画質にも影響するので、高画質な映像を楽しみたい方はプロジェクタースクリーンを用意しましょう。

ちなみにホームプロジェクター以外には、「ビジネスプロジェクター」という会議やプレゼンなどビジネスシーンに適したタイプもあり、大きな違いとしては明るさの度合いを表す「輝度」が高性能なモデルが多いのが特徴です。

ホームプロジェクターのタイプは主に3種類

ホームプロジェクターは大きく分けて「据え置きタイプ」、「天井吊りタイプ」、「モバイルタイプ」の3種類があります。

・据え置きタイプ
テーブルの上や棚などに置いて使用する「据え置きタイプ」は、最もメジャーなホームプロジェクターです。
事前に設置するスペースを確保する必要がありますが、手軽に使えて本体の操作もしやすく、設定を変えれば画面サイズや画質、明るさの選択肢も幅広いのが魅力となっています。

・天井吊りタイプ
天井に取り付けて使用する「天井吊りタイプ」のホームプロジェクターは、テーブルなどに置くスペースを確保する必要がないため、狭い部屋でも設置しやすいのが魅力となっています。
シーリングライトと一体型のモデルであれば、天井のライトとプロジェクターを別に設置する手間も省けるので便利です。工事不要で取り付けられます。
天井から投影するため大画面を確保しやすく、プロジェクターと壁のあいだに障害物が入りにくい点がメリットです。

・モバイルタイプ
小型で持ち運び可能な「モバイルタイプ」のホームプロジェクターは、バッテリー内蔵型であれば電源不要なので、アウトドアなど様々なシーンで活用できます。
自宅でも複数の部屋で使いたいときや、置き場所を選びたい方にもおすすめです。
例えば普段は壁に向けて投影して、夜眠るときは寝室で天井に向けて投影するなど、色々な使い方ができるので、まずはプロジェクターがどんなものなのかお試しでモバイルタイプを導入するのもよいでしょう。モバイルスピーカーとしても使用できます。
ただし、明るさや音量は他の2種類に比べて控えめなものが多い点には留意しておきましょう。

ホームプロジェクターを選ぶときの基本的なチェックポイント

ホームプロジェクターは、使い方に合った機能を備えた製品を選ぶ必要があります。
ここでは特に基本となるポイントを挙げていきますので、設置する環境に合わせて検討してみましょう。

・投影距離
ホームプロジェクターのレンズから、投影する壁や天井、スクリーンまでの距離のことを「投影距離」といいますが、機種選びの際は距離が短くても大画面で投影できる「短焦点レンズ」を備えたモデルがおすすめです。
自宅の狭いスペースでプロジェクターを使用し、スクリーンまでの距離が短い場合であっても迫力の映像が楽しめます。特にワンルームで一人暮らしをしている方などに活用されています。

・明るさ
ホームプロジェクターの投影の明るさ(輝度)には、「lm(ルーメン)」という単位が使われています。
lmが高いほど電気を点けた明るい場所でも使用できるモデルとなりますが、家庭用の場合は1000〜2000lmが主流で、映画館のように電気を消した暗い環境で使うのに適しています。電気を点けて使用したい場合は3000ml以上のモデルを選ぶのがおすすめです。

・解像度
大画面でも綺麗な映像を楽しみたい方は、「解像度」がフルHD以上のホームプロジェクターを選ぶようにしましょう。より高画質な映像にこだわるならば4K解像度に対応したモデルがおすすめです。
動画配信サービスも4K対応作品が増えているので、楽しみ方の幅を広げられるのが魅力です。

・接続環境
ゲーム機やパソコン、DVD/Blu-rayプレーヤーなどと、ホームプロジェクターを繋いで投影する場合は、「接続環境」をあらかじめチェックしておきましょう。
HDMIといった有線接続であれば、画面表示の遅延や途切れなどを防いで安定した接続が期待でき、Wi-FiやBluetoothで無線接続できるモデルはケーブルレスで手軽に使えるのが魅力です。
接続するデバイスの特性に合わせて最適なモデルを選びましょう。また購入前にデバイスの接続方法にプロジェクターが対応しているか必ず確認してください。

このほかには投影方式、バッテリー容量、投影される映像の自動補正機能の有無など、ホームプロジェクターを選ぶポイントは様々です。

防音設備を導入してより臨場感あるサウンドを!

ホームプロジェクターを使って映画やライブ映像、スポーツ中継を思いきり楽しむならば、
「外部スピーカー」にもこだわってみるのがおすすめです。
現在販売されているプロジェクターの多くはスピーカーが内蔵されていますが、外部スピーカーを設置することで音質を自分好みにランクアップでき、より臨場感ある迫力のサウンドと映像が自宅にいながら楽しめるようになります。

一方で、音質にこだわると同時にスピーカーの大きな音が周囲の迷惑にならないように注意しなければなりません。なかには近隣との騒音トラブルに発展するケースもありますので、ホームプロジェクターの視聴環境を整える際には、音漏れしないように防音設備の導入についてもぜひ一度検討してみてください。

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