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防音ラボColumn

2024.03.18

避難所での騒音対策に! 防災グッズに耳栓を用意しよう

災害時、多くの人と共同生活する避難所では周囲の騒音に悩まされるケースが少なくありません。
慣れない環境で緊張状態が続くと心身ともに大きな負担がかかります。少しでも心と体を休ませるためには睡眠が非常に重要になりますので、防災グッズには耳栓やアイマスクといった安眠セットも用意しておきましょう。

そこで今回は、避難所で騒音によるストレスを軽減する耳栓選びのポイントについて解説します。

避難所生活で重要となる「耳栓」

避難所で長時間過ごさねばならなくなったとき、「用意しておいてよかった」と感じる方が多い防災グッズの一つに「耳栓」が挙げられます。
非常食や水、衛生用品など防災グッズは数多くあるので、災害時の備えを始める時は見落としがちですが、避難所では周りの人の話し声や足音で眠れなくなったり、ストレスを受けたりすることがあるため騒音対策に必要なアイテムなのです。

ちなみにもしも耳栓がないときは、代わりにティッシュを耳に装着し、雑音を少しでも和らげるという方法もあります。
しかし、あくまで緊急時の対策となりますので、しっかりとした性能の耳栓も防災グッズのリストに加えて、あらかじめ用意しておきましょう。

あらゆる場面を想定して複数の耳栓を用意しておこう

耳栓は大きく4種類に分けられ、素材や形状の違いによってそれぞれ特徴があり、長所・短所も異なります。防災グッズとしてはもちろん、日常生活でも活用できる便利な製品が多いので、自分に合った耳栓を探してみましょう。

また一般的な騒音対策ならば、遮音性の高さが耳栓選びの大切なポイントとなりますが、避難所生活においては警報やアラームのほか、周囲の異常な音を聞き逃さないようにすることも重要なので、外から聞こえる音を完全には遮断しない耳栓も準備することをおすすめします。
とはいえ、安全を確保できてしっかりと休みたい場面も想定し、状況に応じて使い分けられるよう性能が異なる耳栓を複数用意しておくとよいでしょう。

・フォームタイプ
周囲を気にせず眠りたい時におすすめの「フォームタイプ」の耳栓は、スポンジ素材の柔らかい肌触りで長時間付け続けるのに適しています。最もポピュラーなタイプの耳栓で、安価な商品も多く、100円ショップなどでも販売されています。
スポンジをつぶすようにして使用するので、耳の形状に沿って膨らみ、耳を圧迫せず痛くなりにくいフィット感の良さが魅力となっています。

また遮音性も高いものが多く、仕事や勉強中、睡眠時に使用する方も多くいらっしゃいます。一方で防水効果はなく、プールやお風呂での使用には向いていません。
基本的には使い捨ての商品が多いので、洗って使うのが面倒だと感じる方におすすめです。

・フランジタイプ
「フランジタイプ」の耳栓は、水洗いで繰り返し使えて衛生を保てるので、避難所生活が長期間となった場合でも活用できます。
ヒレのような形状の部分を耳の穴に差し込んで装着し、耳に入る部分に直接触れずに付けられるタイプで、シリコン製のものが多く軸が付いているので着脱しやすいのが特徴です。

フォームタイプに比べて遮音性は低めな傾向にありますが、装着するとヒレの部分が縮んで密着し、雑音を軽減してくれる仕組みとなっています。工事現場や工場などでの作業時に砂や埃から耳を守るために使われる場合もあります。
また気圧を調節する機能が付いたものもあり、飛行機や新幹線に乗った時に感じることがある気圧変化による耳の不快感を軽減できます。
しかし、フランジタイプは長時間使用すると痛みを感じたり、違和感が出たりすることがあるため、なるべく柔らかい素材でサイズは小さめのものを選ぶとよいでしょう。

・シリコン粘土タイプ
粘土のように自由に形を変えられる「シリコン粘土タイプ」の耳栓は、耳の穴には入れず蓋をするように周辺を覆って装着します。
耳に入れるタイプと比べて遮音性はやや劣りますが、サイズを気にする必要がなく、長時間使っていても不快感や異物感が出にくいのが特徴です。
形状記憶できるものもあり、自分の耳の形に合わせてフィットさせられるのが魅力となっています。

また防水仕様となっている製品もあるので、プールやお風呂など水に濡れる場面で使われることが多い耳栓です。
粘着性のため耳垢や埃、髪の毛などがつきやすいのが難点ですが、洗って繰り返し使えるので定期的にメンテナンスしましょう。

・イヤホンタイプ
その名の通りイヤホンのような見た目の「イヤホン(デジタル)タイプ」は、必要な音は聞こえるようにしつつ騒音を抑えることが可能な「ノイズキャンセリング機能」が搭載されている耳栓です。「デジタル耳栓」とも呼ばれています。
例えば外出先で着信音、電車のアナウンス、人からの呼びかけなどは耳栓を付けていても聞き取れるようになっていますが、一方で充電する必要があるため防災グッズとしては電気を使わない耳栓も準備しておくようにしましょう。

またシンプルなデザインで目立ちにくく、付け心地もフィット感が高いものが多いですが、商品によってはプラスチック素材が耳に当たって痛みを感じる場合があるので、就寝時など長時間の使用には不向きです。

このほかには、耳栓の中に小型カイロが入って騒音対策しつつ耳を温められるタイプをはじめ、様々な便利機能が付いたものが登場しているので、ぜひチェックしてみてください。
なお避難所での生活が長期間となった場合、耳栓を汚れたまま使い続けると、耳の炎症や不調の原因につながる可能性があるため、洗って繰り返し使えるものを選ぶか、定期的に交換できるように準備しておきましょう。

いざという時に備えて防災グッズの準備を進めておこう!

災害時には、学校や公民館、体育館などの公共施設が避難所として利用されますが、一時的な生活空間として万全に整えられているわけではないため、騒音だけでなく様々な面で問題が生じることが予想されます。
しかし防災グッズを準備しておけば、困った時でも余裕を持って対応できることにつながるので、今回ご紹介した耳栓以外にも必要なものをリストアップし、備えを進めておきましょう。

そして近年は、災害時の避難所における効果的な騒音対策の研究が各地で行われています。
例えば避難所でベッドやパーテーションの代用品としても使われることがある「ダンボール」を防音壁の素材に利用し、防音効果を検証する実験を行なっているところもあるようです。

過去には、避難先で小さな子供連れ用に防音設備が整っている音楽室を用意してくれたという事例もありますが、避難所では人の話し声や夜間の物音、いびきなどが騒音トラブルにつながるケースが多いのが現状です。
新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワーク増加の影響をはじめ、自宅での楽器演奏やゲーム配信など様々なニーズに応じた防音技術にますます注目が高まる昨今、今後は避難所の騒音対策としての技術開発にも大きな期待が寄せられています。

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