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防音ラボColumn

2023.01.25

「在宅ナレーター」になるには? 必要な機材と宅録の流れ

近年、注目を集めている「在宅ナレーター」というお仕事をご存知でしょうか?
コロナ禍の影響により、副業・趣味など問わず様々な分野で在宅ワークが急速に普及し、「声を仕事にしたい!」という夢の一歩を踏み出す方も増えています。

ナレーションと聞くとスタジオで行う敷居の高い難しい仕事をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、自宅で収録する在宅ナレーターは初心者でも気軽に始められるのが魅力です。

そこで今回は、在宅ナレーターになるために必要な準備、録音の流れ、音を良くするポイントなどについてご紹介します。

近年注目の「在宅ナレーター」とは?

家でナレーションを録音する「在宅ナレーター」は、昨今急速に普及しているYouTube関連の漫画や広告のナレーション、企業広告・案内のナレーション、オーディオブックなどの声当てを主に行う仕事になります。

初心者の方はまずWeb上で手軽に仕事を発注・受注できるクラウドソーシングサイトに登録し、ナレーターの案件を見つけて応募して仕事を得るのが一般的です。
案件は多岐にわたりますので、経験の浅い方でも行える仕事を探すことができ、実績を積んでいくとより大きな仕事を受注できる可能性もあります。

近年はYouTubeをはじめとする動画関連の案件需要が非常に高まっており、さらにテレワークの普及によって自分で機材を用意して気軽に始められる在宅ナレーターへの注目も集まり、中には今や本業にしているという方もいらっしゃいます。
ナレーターや声優に憧れていたという方や、学生時代は放送部だった方など、声を使うお仕事に少しでも興味があれば是非おすすめの在宅ワークです。

在宅ナレーターを始めるのに最低限必要な機材

ここでは、「在宅ナレーター」を始めるにあたって初心者向けに必要な機材をご紹介します。まずは最低限の環境を整えて一歩を踏み出しましょう。

1.マイク
ナレーションを録音するのに欠かせないのがマイクです。
仕事によっては「スマホマイク可」という案件も存在しますが、周囲のノイズを拾いやすく音質に差があるためきちんとマイクは用意しておくことをおすすめします。
「ダイナミックマイク」という種類が最初に買うマイクとして選ばれることが多いので、まずこちらを使用するとよいでしょう。
カラオケ屋などで採用されているタイプで、初期費用も安く頑丈なので初心者の方でも使いやすいマイクです。

次に、マイクケーブルは長さに余裕があるものを選びましょう。長い方が配線の取り回しが良く、短いと冷却ファンなど音を発生する機材との距離をとれずノイズを拾ってしまう可能性があります。
また、マイクスタンドは自由に角度を調整できる「ブームタイプ」がおすすめです。

そして、お仕事に慣れてきたら次はダイナミックマイクよりも精密で感度が高く小さな音を拾う「コンデンサーマイク」に替えるとよいでしょう。
なおコンデンサーマイクは、「リップノイズ」と呼ばれる話すときに口から出てしまう風の音がマイクに当たるのを防いでくれる「ポップガード」という機材が必要になります。

2.パソコン
在宅ナレーターで使用するパソコンは、基本的にはお手持ちのもので問題なくWindowsやMACどちらでも使えますが、OSが古い場合は音声編集ソフトが対応していない恐れがありますので注意が必要です。
ハイスペックなものを購入・買い換える必要は特にありませんが、録音や編集、その他作業に必須となりますので、動作反応がスムーズで重いデータもサクサク快適に作業できるか、ファン音がうるさくないか事前にチェックしておきましょう。

なお、スマホだけで宅録する方法もありますが受注できる案件が限られてくるため、本格的に在宅ナレーターを目指すのであればお手頃なパソコンを用意すると便利です。

3.音声編集ソフト
収録したナレーションを編集するためにパソコンにインストールするソフトです。必要に応じてノイズ除去などを行いクリアな状態の音声に整えていきます。
「いきなり購入するのは不安」という方は無料ソフトから始められるものもありますので、ひとまずインストールしておきましょう。
基本的に無料版は有料版ソフトの機能が一部制限されたものですが、操作方法などは変わらないので疑問・分からないことがあった時は、Web上で簡単に解説サイトを見つけることができますので初心者の方でも安心です。

クラウドソーシングサイトなどの初心者向けの案件であれば無料版で充分なケースもありますが、音質を補正する機能などが備わっていないといったデメリットもありますので、操作に慣れたら徐々に有料版に切り替えていくことも視野に入れておきましょう。

その他:オーディオインターフェース
初心者のうちに必ず用意しなければならない機材ではありませんが、より良い音質で録音したい場合にはオーディオインターフェースを活用する方法があります。
マイクとパソコンの間に接続することで音質を向上させる効果がある機材であり、収録した音声をパソコンで処理できるデータに変換してくれて、ヘッドホンなどで音を聴くことができます。

このほかには、クライアントからいただいた原稿の確認時などにあると便利なプリンターや、収録中の音の確認・録音後の編集に使うモニターヘッドホンやスピーカーなども徐々に揃えていくとよいでしょう。

宅録作業の基本的な流れ

必要な機材を揃えたら、いよいよナレーション収録のスタートです。
ここでは、宅録の基本的な流れについて解説いたします。

1.マイクのセッティング
パソコンと音声編集ソフトを起動したあとは、マイクのセッティングです。
ナレーション収録を立って行うか座って行うかは、ご自分が話しやすいポジションで問題ありませんが、口とマイクとの距離はできるだけ近く拳一つ分くらいになるようにしましょう。

2.ナレーション収録
読み上げる原稿は事前に目を通し、誤字脱字や読み方が分からない箇所などをチェックしておくとスムーズです。
収録の際は録音スイッチが入っているか念のため確認して、一生懸命読んだのに録音できていなかったということにならないよう注意してください。
また、収録中はマイクが原稿をめくる音などを拾ってノイズとして入らないよう気をつけてください。

3.音声編集・納品
音声編集ソフトの操作は初心者の方からすると最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的な整音作業はノイズの除去、読み間違えなどのカット・再収録、音量や間の調整などになります。
ソフトの基本操作さえ覚えてしまえば簡単に行えますので、まずは焦らずじっくり行いましょう。
全ての作業を終えたらメールなどで音声データを納品します。

高品質な音声収録を目指すには防音設備も重要?

宅録の際に注意すべきポイントの一つが「ノイズ」や「反響」対策です。
ナレーションを録音してみると、部屋の反響音や口の中の音、身につけているアクセサリーの音などが思っている以上に入っていることに気づく場合が多く、音の反響を抑える吸音パネル、リフレクションフィルターやノイズ除去ソフトなどを使ってより高品質な音声収録を目指すという方法もあります。

また、スムーズに宅録を行う上でさらに重要になるのが防音設備です。
どれだけナレーション収録を行う設備に気を配っていても、例えば外から聞こえる車や電車、飛行機の音、電話の着信音、動物の鳴き声や子供の声など、ノイズ除去などでは対処しきれない外部からの様々な騒音が入るリスクが常にあります。
収録時間を見直したりご家族に協力してもらったりしながら、想定外の騒音にも備えて防音設備の導入もぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

宮地楽器が提供する吸音・消音性抜群の簡易防音室・防音パネルブランド「VERY-Q(ベリーク)」はナレーション収録やゲーム実況、楽器演奏などを行う多くの方々に導入していただいている実績を活かし、防音対策の新たな形をご提案しております。
吸音パネルや防音ブースなど、防音対策に便利な製品を多数扱っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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What is VERY-Q?

簡易アナブースを目的として作られたのがVERY-Qの始まりです。
吸音性が非常に高く、プロの現場でも使用可能なハイクオリティな性能が最大の特徴。

さらに、自在に組み合わせを行うことであらゆる場面で音響コントロールを可能な
画期的な簡易 防音・吸音(消音)パネルシステムながら、工具を使用しなくても、
専用マジックテープで簡単に組立、設置、解体、移動が可能のため
高性能な防音スペースを大掛かりな工事は不要で実現できます。

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