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防音ラボColumn

2023.02.17

ライブ配信を始めるには? 必要な機材や防音対策

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、近年では様々なイベントやセミナーなどがオンラインで開催されるようになりました。
そんな中、PCやスマートフォンを使って個人でも簡単に始めることができる「ライブ配信」が人気を集めています。

今回は、ライブ配信を始めるために必要な機材や、あると便利なもの、防音対策などについて解説しますので、興味がある方は参考にしてみて下さい。

ライブ配信のプラットフォームを選ぶ

ライブ配信は、スマートフォンやカメラ付きPC1台で簡単に始めることができます。ライブ配信をしようと思った際は、まず配信のプラットフォームを決めましょう。
以下でご紹介するプラットフォームでライブ配信をされている方が比較的多く、登録は簡単に終わるものが多いので、気軽に始めてみてください。

・YouTube Live
ライブ配信が可能な動画サービスはたくさんありますが、YouTubeのユーザー数は全世界で約20億人といわれています。
そのため、多くの人に見てもらいたいという方には最適です。

・17LIVE
全世界で4,500万人以上の登録ユーザーと、17,000人以上のライブ配信者を抱える17LIVEも、日本最大級のライブ配信アプリです。
スマートフォン1台あれば、時間や場所を問わず、世界中のライブ配信を楽しむことができます。

・LINE LIVE
アーティストや芸能人も愛用していて、小顔・美肌フィルターなどの豊富な加工機能や、170種類以上のスタンプが用意されています。
ライブのほか、ラジオモード、画面配信、カラオケ、コラボレーション機能などもあります。

・Pococha(ポコチャ)
Pocochaライブは、ライブ配信に伴うリスクやトラブルに対するサポート体制が充実しており、誹謗中傷や不適切なコメントを非表示にすることも可能です。
ライブ配信者はランクとライブ配信の盛り上がりに応じて報酬を受け取ることができます。

・SHOWROOM(ショールーム)
アイドル、アーティスト、声優、スポーツ選手など、幅広いジャンルの著名人が多く配信していて、プレゼントを送ったり、コメントしたりといったコミュニケーションをとることができます。
オーディションも多く開催され、アーティストとしてデビューしたり、テレビ番組に出演したりするユーザーもいます。

・ふわっち
配信の盛り上がりに応じてポイントが貯まり、商品券や現金に交換することができます。
他のライブ配信者とコメントなどでコミュニケーションをとり、コラボレーションによるチャットを楽しむことも可能です。

・ニコニコ生放送
ライブ配信、ゲーム実況、バーチャルライブ配信など、多彩なコンテンツが楽しめる視聴・ライブ配信アプリです。
タイムシフト再生や追いかけ再生機能を搭載しており、機能も充実しています。

・ツイキャス
視聴するための専用アプリで、通信速度制限中でも快適にライブ配信を楽しめるモードが搭載されています。
ライブ配信のカテゴリは100以上あります。

ライブ配信を始めるのに必要な機材は?

ライブ配信を始めるにあたって必要なものは、一般的に以下の通りです。

・インターネット接続環境
・配信用PC
・カメラ
・マイク
・照明

それぞれの選び方について詳しく解説していきます。

・インターネット接続環境
当然ですが、インターネットに接続されていないと配信ができないため、こちらは必須となります。
無線LANは外部環境の影響を受けやすいので、有線型の光ファイバー回線がベストです。

・配信用PC
スマートフォンでも配信は可能ですが、もし本格的に配信するのであれば、配信用PCは必要です。
配信時には、映像を取り込みながらインターネット上でデータを転送し続けることになるため、PCに負荷がかかります。
そのため、メモリーやCPUの性能が良いものを選び、途中でPCがフリーズするなどのトラブルを避けましょう。
また、トラブルが発生しても配信を滞りなく継続するために、予備のPCを用意しておくと安心です。

・カメラ
PC内蔵のカメラや簡易的なWebカメラでも配信可能ですが、画角と明るさを調整できるカメラがおすすめです。
特に長時間のネット配信を行う場合は、カメラの電池が切れて配信が中断するなどのトラブルを防ぐために、電源を供給しながら撮影できる製品を使用するとよいでしょう。

・マイク
カメラと同様、スマートフォンやPCに内蔵されているマイクでも配信可能ですが、環境や条件によっては聞き取りにくく、雑音が入ることがあります。
ノイズを減らし、確実に音声を届けるためには、専用のマイクを用意したほうが良いでしょう。

・照明
視聴者に明るく見やすい映像を届けるためには、照明も用意することが望ましいです。
照明を使うことで、顔の表情がわかり、より伝わる映像になります。
光の形がリング状になっているリングライトがおすすめです。

ライブ配信は音漏れによる騒音対策も重要

最後に、ライブ配信の際はどうしても声が大きくなりがちで、部屋から音漏れしてしまう可能性があるため、防音対策を考える必要があります。
特に自宅で配信する場合、近所迷惑にならないように気を配らなければなりません。部屋の外からの騒音などが配信の障害にならないためにも防音対策は必要です。
ここでは、配信に集中できるようになるためにおすすめの防音対策をご紹介します。

・パーテーションで覆って簡易的な個室を作る
パーテーションで周囲を覆うことで簡易的な個室を作ることができ、音を遮断するだけでなく、周りからの視線や部屋の余計なものを視界から遮断し集中力を高めることもできます。

・吸音材や遮音材を貼る
吸音材は、部屋内の無駄な音の反響を軽減し、配信、録音する音声の質を変えることができます。
吸音材には材質、大きさ、様々なものがあり、吸音特性もそれぞれに違いがあります。
種類の違うものを場所により使い分けるのが効果的です。
必要な大きさに合わせてハサミやカッターで簡単に切ることができる製品もあります。

・防音工事をする
最も効果的な防音対策は、防音工事をすることです。
防音工事は、部屋を防音にするためのリフォームであり、音漏れを防ぐのに効果的な方法です。
部屋全体を防音室にするほかに、窓を2重サッシにしたり、ドアを防音ドアに変更したりする方法もあります。
また、ライブ配信だけでなく、テレワークやWeb会議など、他の用途にも利用できます。
ただし、賃貸物件では工事が行えないことが多いので注意が必要です。

・防音室を利用する
電話ボックスのような形をした本格的な防音室を部屋に設置し、その中でライブ配信を行う方法です。防音工事よりも導入しやすいのがメリットで、工事同様にライブ配信以外の用途にも使用できます。ユーザー自身で組立が可能な防音ブースもあります。
特に近年はテレワークの急速な普及により、手軽に設置できる防音室を導入する方が増えており、楽器演奏など趣味の時間に利用するスペースとしても活用されていますので是非検討してみてはいかがでしょうか?

宮地楽器が提供する吸音・消音性抜群の簡易防音室・防音パネルブランド「VERY-Q(ベリーク)」はYouTuberやゲーム実況、楽器演奏などを楽しむ多くの方々に導入していただいている実績を活かし、防音対策の新たな形をご提案しております。
吸音パネルや防音ボックスなど、防音対策に便利な製品を多数扱っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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What is VERY-Q?

簡易アナブースを目的として作られたのがVERY-Qの始まりです。
吸音性が非常に高く、プロの現場でも使用可能なハイクオリティな性能が最大の特徴。

さらに、自在に組み合わせを行うことであらゆる場面で音響コントロールを可能な
画期的な簡易 防音・吸音(消音)パネルシステムながら、工具を使用しなくても、
専用マジックテープで簡単に組立、設置、解体、移動が可能のため
高性能な防音スペースを大掛かりな工事は不要で実現できます。

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