効果的な防音対策で快適にオンライン英会話を受講しよう!
コロナ禍において、オンライン飲み会やオンラインレッスン・セミナーなど新しい形の交流・学習方法が急速に普及しました。
オンライン飲み会は友人や同僚との大切なコミュニケーションの一つですが、実際に会って話すよりも声が上手く伝わらなかったり、外からの騒音が気になったり、会話の音漏れで問題になる傾向にあります。これらはお住いの環境により様々です。
オンライン講座も同様で周りの騒音によって集中力が散漫になることや、語学のレッスンは音漏れが気になって会話のパフォーマンスが十分に発揮できないなどという問題もあります。
そこで今回はオンライン講座に注目し、快適でスムーズに講座を受けるための防音対策をご紹介します。環境を整え、より効果的な学習を行いましょう。
オンライン講座の魅力
オンライン講座には、ビジネス、語学、プログラミング、カルチャーなど様々なジャンルがあり、特にビジネス系の講座は、自分のキャリアアップに役立つスキルを身に付けることができるため、人気があります。
オンライン講座の魅力は、まず場所や時間に縛られないことで、自宅やオフィスなど好きな場所で受講できるため、交通費や時間の節約になるところです。
また、自分のペースで学習できるため忙しい人でも無理なく学ぶことができるのも魅力の一つです。
その中でも、近年ではオンライン英会話が人気です。
オンライン英会話のメリット
・母語話者の講師と英会話ができる
オンライン英会話では、基本的に講座や講師を自由に選ぶことができるため、英語を母語とする講師に英会話のレッスンをしてもらえます。日本国内在住のネイティブ講師のクラス以外にも、国外のプログラムの受講も可能です。
リアルタイムでの会話であるため、発音やリスニング力が向上しやすくなります。
・スケジュールに合わせて受講できる
オンライン英会話の場合は、オフラインよりも自由にスケジュールを合わせることが可能です。24時間受講可能なサービスもあり、自分の都合に合わせてレッスンを予約できるのです。傾向として深夜にレッスンを受けることが多くなるかと思います。
オンライン英会話での騒音問題
オンライン英会話を受講する際に気になるのが、騒音です。
特に受講の際は、アパートやマンションなどの集合住宅では隣人に迷惑をかけないように注意する必要があります。
騒音がもたらす問題点は、以下の通りです。
・近隣トラブル
受講している際の発声が原因で、近隣トラブルが発生することがあります。
隣人に迷惑をかけることで良好なコミュニケーションが損なわれ、近隣トラブルが慢性化すると法的な問題に発展することもあるのです。
・集中力の低下
周囲からの騒音が発生すると、集中力が低下します。
英語のレッスンは、リスニングや発音など集中力が必要な作業です。
騒音が原因で、レッスンに集中できずに効率的に学ぶことができなくなることがあります。
・ストレスや疲労感の増加
周囲からの騒音が続くと、ストレスや疲労感が増加することがあります。
レッスン中にストレスを感じると英語学習へのモチベーションが低下し、疲れやストレスが蓄積すると健康に悪影響を与える可能性も出てきます。
防音対策でできる学習環境の整え方
騒音がもたらす問題を解決するために、防音対策を行うことが必要です。
以下に、防音対策でできる学習環境の整え方をご紹介します。
1.吸音材、遮音材を使用する
吸音材は、音を吸収するためのもので室内残響音を軽減し、音声のクリアさや聞き取りやすさを向上させます。
吸音材にはさまざまな素材やサイズがあり、それぞれ吸音特性が異なります。
遮音材は、音漏れを軽減するもので遮音壁やパネルで囲い込んだり、遮音性の弱い窓やドアを部分遮音強化することで外部の騒音や内部からの音漏れを軽減することができます。
これらを組み合わせることで、より効果的な防音対策が可能です。
2.音楽を聴きながらレッスンを行う
音楽を聴きながらレッスンを行うことで、騒音をマスキングすることができます。また、音楽を聴くことで集中力が高まり、英語学習の効率が向上するというメリットもあります。ただし、住環境によっては逆効果になることもあり、音量は適度なものに調整し、英語学習に支障が出ないように注意して下さい。
音楽を流して良いか、講師にも事前に確認をしましょう。
3.ヘッドフォンを使用する
ヘッドフォンを使用することで外部からの騒音を軽減することができ、レッスン中の音声の品質も向上します。
ヘッドフォンは、遮音性能が高いものを選ぶことが大切で、ワイヤレスヘッドフォンを使用することで動きやすさや便利さもアップします。
4.パーティションで覆って簡易個室を作る
周囲をパーティションで覆うことで、外部からの音を遮断するだけでなく、他人の視線や室内にある不要なものを視界から遮断し、集中力を高めることができます。パーティションを使うと簡易的な個室ができあがり、オンライン英会話レッスンに限らず、勉強や仕事など集中力が必要な場面で活用できます。
吸音性能を持つパーティションならより効果的です。
5.防音室を利用する
電話ボックスのような形をした本格的な防音室を室内に設置し、その中でオンラインレッスンを受けるという方法もあります。
防音室を利用することで、外部の騒音や音漏れを低減し、オンラインレッスン以外の目的でも利用できるのがメリットです。小型の防音室の場合、防音室内の音の反響を吸音材で補ってあげる必要もあります。
防音工事よりも施工が簡単で、ユーザー自身が組み立てる防音ブースもあります。
特に近年は、テレワークの急速な普及に伴い、簡単に設置できる防音室を設置し、楽器演奏などの趣味のスペースとして利用する方も増えています。
防音室を利用することで、自分の好きな音楽や楽器を存分に楽しむことができますし、静かな環境で仕事をすることもできます。工事に比べてコストが抑えられる点も魅力的です。
6.部屋を防音化する
部屋の防音工事は、部屋を防音状態にするリフォームで、音漏れを防ぐ有効な手段です。
部屋全体を防音にするほか、窓を二重サッシにする、ドアを防音ドアに変更するなどの方法があります。
特に大音量の音を出す場合や長時間利用する場合には、防音工事が最適な選択肢となるでしょう。
また、オンラインレッスンだけでなく、テレワークやWeb会議など、他の用途にも利用できます。
ただし、賃貸物件では施工ができないことが多いので、注意してください。
まとめ
オンライン講座の学習は、自宅で手軽に行えることが魅力ですが、周囲の騒音が問題になってしまうことがあります。
しかし、今回ご紹介したような防音対策を行うことで、快適な学習環境を手に入れることが可能です。
ぜひ防音対策をしっかりとして、効果的な学習を行い、周囲の人たちに迷惑をかけることも減らしつつ充実した学びの時間を過ごしましょう。
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